ここから本文です

アンケート改ざん「窓口の不満」増やす 窓口業務増の鶴ケ島市職員ら

埼玉新聞 9月7日(水)22時15分配信

 埼玉県鶴ケ島市の市民課職員5人が、窓口サービスの市民アンケート用紙約90枚を改ざんや加筆して「不満」の回答を増やしていたことが7日、分かった。今年から総合窓口が一本化され、住民票やマイナンバー交付のほか、他部署の納税証明の発行なども加わり、職員の業務負担が増えたという。上司の職員は「業務を改善したかった」と話しており、市は5人の処分を検討している。

 市人事課によると、「窓口サービスアンケート」は6月13~17日に市民課窓口で行われ、計498枚が回収された。A判用紙の両面に職員の対応、取り扱い業務内容・時間の利便性など、択一と記述式で計20項目を質問した。択一式の14項目のうち12項目は5段階(満足、やや満足、普通、やや不満、不満)の一つに丸を付ける形式だった。

 調査結果は7月26日にまとまったが、2年前の結果に比べて評価が悪かったため、理由を分析するため再度確認。その結果、5段階の回答に丸の筆跡が異なる用紙が約80枚、記述の加筆が16枚17カ所で見つかった。

 調査の結果、市民課の職員5人が関与していたことが判明。上司の職員は約80枚の用紙の「不満」に丸を付け、16枚17カ所に「(施設改修は)経費が無駄」「総合受付方式にしたのはどうなのか」などと加筆していた。他の4人は計7枚のアンケートに自ら回答していた。

 市は「今後、このようなことがないように厳正に対処し、市民の信頼回復に努めたい」としている。

最終更新:9月8日(木)5時10分

埼玉新聞