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SEALDs解散 奥田愛基は今、何を思うのだろうか

AbemaTIMES 9/7(水) 15:20配信

去年9月に成立した安全保障関連法に反対するため国会前や全国各地で大規模なデモを行い、一時話題をさらっていった学生中心の団体SEALDs。若者が社会に対して行動を起こすという点で多くのインパクトを残したSEALDsだが、15日に解散を発表した。

SEALDsの活動は自由で民主的な日本を守るための学生による緊急アクションであったが、その中心にいた奥田愛基さんは若者への影響力から国会での意見陳述の場に登壇し、「確かに若者は政治に無関心だと言われています。しかしながら、現在の政治状況に対してどうやって彼らが希望を持つことができるのでしょうか。関心を持てるというのでしょうか。私は私たち一人一人が思考し、何が正しいのかを判断し声を上げることは間違っていないと確信しています。また、それこそが民主主義だと考えています。」と現在の政治状況に警鐘を鳴らしてきた。

政治と若者との関係について、声高に発信を続けてきた奥田さん。解散を発表した今、何を思うのだろうか。

「自分が何か行動をする前は、テレビ、新聞などで、前提として『若者は政治に関心がない』という入りから始まることが多かった。でも、自分たちが動き始めてからは、政治に対して動くこととか真面目に考えることが別に悪いことじゃないということが議論の土台になるようになったかなと思う。」と活動を始める前と後での社会の変化について述べた。

若者が政治に対して声をあげるという光景を今まで見る機会があまりなかった若者が衝撃を受けたことは間違いない。声をあげた張本人はどのような感想をもっているのだろうか。

「この社会ではみんな政治についてあまり声を上げないけれど、なんとなく理由はわかる。何かを言うってことは、しんどいことだし、若者の間ではKYと言われたりするからだろう。でもそうじゃなくて、その中でも、《考えること》《言うこと》ってやっていかなくちゃいけないんだなと実感した。」

この若者の活動は少し上の世代からはどのように映ったのだろうか。

日経BPヒット総合研究所上席研究員の品田秀雄氏は「若い人・学生は理想に燃えているし挫折も知らないので社会を変えていく力になることも多い。歴史を考えれば1960年韓国では李承晩政権が学生のデモによって倒れたりとか、1968年のフランスの五月革命ではド・ゴール大統領がやめなかったものの政策には影響を与えたりとか、若者だからこそ出来ることってあると思う」と若者の政治参加による変革の可能性について述べた。

SEALDs解散発表の記者会見で奥田さんはこう語った。

「自分が1年半、政治的な活動をしていて思ったのはこの社会で“担おう“とする人がまだ少ない、もしくは誰かやっていく人に対して非常に比重が重いと感じました。この社会では若者がデモだったり政治的にイエス ノーをちゃんと言うことがこんなにも辛いというか、面倒臭いというか、大変なことだなと感じます。あと10年、20年経った日本で一体どういうことが起こるのか僕はずっと憂いているし、このままでいいのかっていう感情が拭い去れないし、その思いはSEALDsが解散になっても消えません」

最終更新:9/7(水) 20:15

AbemaTIMES