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モンゴルの小学校に図書室 南砺の神口さんら開設

北日本新聞 9月7日(水)22時5分配信

 モンゴルの教育を支援しようと、南砺市理休(城端)の会社経営、神口勲さん(74)は、知人の神戸市の男性とともに、首都ウランバートルの小学校に図書室と学用品を寄贈した。

 神口さんは2014年に神戸市の元会社経営、堀川忠博さん(63)とモンゴルを旅した際、遊牧民の子が通う学校を見学。小屋のような校舎を見て、現地の子どもたちのためにできることがないか話し合った。堀川さんが基金を創設し、まずは首都の小学校に図書室を整備することにした。神口さんは収蔵する書籍や学用品の用意を担当。城端小学校や城端中学校をはじめ、広く協力を呼び掛けて書籍300冊、ランドセルなどの通学かばん140個を集めた。

 1日に現地の小学校で図書室の開設を祝う式典があり、神口さんは妻の初江さん(67)や堀川さんらと出席。子どもたちが本を読んだり、学用品を使う様子を見ながら交流した。清水武則在モンゴル特命全権大使も同席した。かばんは近隣の別の小学校の子どもも活用することになった。

 神口さんは今後、南砺市でモンゴル伝統音楽の公演会や子どもたちの絵画展を開き、支援の輪を広げたい考え。「首都以外の学校も支援するのが目標。多くの人に関心を持ってほしい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:9月7日(水)22時5分

北日本新聞