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近野中を近野小に併設

紀伊民報 9月7日(水)17時1分配信

 和歌山県田辺市は、同市中辺路町近露の近野小学校敷地内に、近野中学校の校舎を建築する。小学校の校舎も一部を改修し、小中で共有する。建設経費を抑制するとともに、学校運営を充実させるのが狙い。2017年度中の完成を目指す。総事業費は概算で9720万円。設計費など815万円を6日開会の9月市議会に提案した。

 近野中は13、14年度に市教委と地元区で統合の是非を協議し、存続が決まった。ところが、校舎は1961~62年建築の木造で老朽化し、耐震基準を満たしていない。耐震改修だけでは老朽化の解消にはならず、できるだけ早く安全な校舎で学べるように、近くにある小学校との併設を決めた。

 経費面は、中学校を単独で建て替えるより抑制できる。新築予定の校舎は木造平屋で普通教室2室と技術室1室のみ。床面積は約200平方メートル。部活動のため、テニスコートも整備する。

 また、小学校の校舎の空き教室を中学校職員室に改修し、小中校舎をつなぐ渡り廊下を設ける。音楽室など特別教室や多目的ホール、ランチルームなどは共有する

 2016年度の児童生徒数は小学校24人、中学校6人。市教委の推計では22年度にはそれぞれ23人、15人になる。

最終更新:9月7日(水)17時1分

紀伊民報