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サンフランシスコ連銀総裁:最近の経済データめぐり結論急がず

Bloomberg 9月7日(水)10時15分配信

米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、直近の米経済データに失望した投資家が今月の利上げ観測を後退させる中でも、米経済について楽観的な見解を示した。

ウィリアムズ総裁は6日のネバダ州リノでの講演テキストで、米経済は「好調であり、正しい方向に進んでいる」と指摘。こうした米経済の評価は8月の製造業・非製造業総合景況指数の低下や雇用の伸び鈍化など最近の弱い経済データによって変わるかどうかとの質問に、自身のスタッフや連邦公開市場委員会(FOMC)当局者らと話し合ってから判断すると答えた。

ウィリアムズ総裁は講演後に記者団に対し、「こうしたデータの発表を見ており、そこから重大な結論を導こうとは思わない。来週、私のスタッフらと検討し、多くの資料や分析を読んでから」ワシントンに向かい、最新情勢についてさらに議論するつもりだと語った。

米供給管理協会(ISM)が発表した8月の非製造業総合景況指数は6年半ぶりの低水準となり、半年ぶりに50を割り込んだ8月の製造業総合景況指数と共に突然の減速を示し、同月の雇用の伸びは鈍化した。これを受け、米経済の先行きへの投資家の自信が揺らぎ、今月20、21両日に開かれるFOMCでの利上げ見通しが後退した。

ウィリアムズ総裁は記者団から9月利上げが議題に上っているかと尋ねられ、「全ての会合はライブであり、われわれは真剣に議論したいと考えている」と発言。一方の考えに傾きたくないとした上で、「先入観を持たず、ライブの会合」にしたいと話した。

先入観持たない

また年内1回の利上げは可能かどうかとの質問には、「1回の利上げは常に議論に上っているが、それがいつになるかや、実際にあるかどうかは経済の情勢だけでなく」当局者の話し合い次第だと説明した。

フェデラルファンド(FF)金利先物取引で投資家が織り込む今月の0.25ポイント利上げ確率は約25%と、2日時点の約33%から低下した。

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最終更新:9月7日(水)14時51分

Bloomberg

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