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ケンウッド、ハイレゾ対応「彩速ナビ」がさらに進化--DSD対応機も

CNET Japan 9月7日(水)16時58分配信

 JVCケンウッドは9月7日、ケンウッドブランドからハイレゾ音源再生に対応したカーナビゲーションシステム「彩速(さいそく)ナビ MDV-Z904W/Z904/704W/Z704」(想定税別価格:14万円前後/14万円前後/12万円前後/12万円前後)の4機種を発表した。操作体系を一新した新プレミアムモデルに位置付ける。発売は10月中旬。

 ケンウッドでは、2015年2月にハイレゾ音源再生に対応した彩速ナビの「Type Z」シリーズを発表。新モデルは発売から約1年半が経過し、高速レスポンス、ハイレゾ再生という特徴をよりブラッシュアップした。

 全機種ともに、内蔵メモリのほか、USBメモリ、SDカード内のハイレゾ音源を再生することが可能。MP3、WMA、AAC、FLAC、WAV、Vorbisのほか、Z904W/Z904は最大11.2MHzまでのDSD再生に対応する。

 いずれも独自技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載し、圧縮音源からハイレゾ音源まで、高音質化してマスター音源クオリティに近づけて再生する高音質設計。非ハイレゾ音源は、192kHz/32bitのデジタルデータにアップコンバートし、旭化成エレクトロニクス(AKM)製の32bitプレミアムDACで再生することで、音楽だけでなく動画再生でも高音質再生ができる。

 上位機となるZ904W/Z904には、視聴位置やスピーカ位置などのポイントに合わせて周波数レベルや周波数帯域を調整し、高音質化する「プロモードEQ」を搭載。「Apple CarPlay」「Android Auto」にも対応し、スマートフォンとの組み合わせての使用にも対応する。

 センサには、デジタル式のジャイロ・加速度センサを搭載し、自車位置のズレを防ぐほか、「温度特性フィルター」により、季節や天候、道路状態にかかわらず正確な自車位置表示を実現。準天頂衛星「みちびき」にも対応し、高精度なナビゲーションを提供する。

 到着までにかかる時間や、距離、渋滞回避など、優先度を設定できる「マイルートアジャスター」や案内ポイントまでの距離をカウントダウン表示する「新・ここで案内」、自車周辺の詳細地図を確認できる「ワンタッチルーペ案内」など、便利なナビ機能も搭載。Bluetoothによるスマートフォンとのワイヤレス接続や、Android端末では、給電しながらインターネット接続ができるUSBテザリングにも対応する。

 JVCケンウッド執行役員常務オートモーティブ分野市販事業部長の新井卓也氏は「ディーラーオプションなどの装着率が上がり、市販カーナビの市場は縮小しつつあるが、この状況を打破して市場を盛り上げたいと考えている。レスポンスの速さとスマートフォンのような操作性、これにJVCケンウッドグループの強みであるハイレゾ対応を加え、新しい使い方を提案する」と現状を話す。

 彩速ナビの登場に合わせ、組み合わせて使えるナビ連携型ドライブレコーダー「DRV-N520」(想定価格:2万2000円前後)も発表。新井氏は「好調なドライブレコーダーとのセット販売など、彩速ナビのフルモデルチェンジに合わせ、新たな提案をしていきたい」と今後について話した。

最終更新:9月7日(水)16時58分

CNET Japan