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利休が伝える永遠の美意識。〈茶の湯の継承 千家十職の軌跡展〉開催中/東京

Webマガジン コロカル 9/7(水) 15:43配信

コロカルニュースvol.1846

茶の湯の大成者である千利休から、400年以上も続く千家の茶道。千家好みの茶道具を制作する十の職家を〈千家十職〉といい、土風炉・焼物師、樂焼・茶碗師、釡師、一閑張細工師、袋師、塗師、竹細工・柄杓師、表具師、指物師、金物師という多様な匠たちがその伝統を受け継いでいます。

【写真ギャラリーで見る】利休が伝える永遠の美意識。千家御用達の工芸の匠たちが集う〈茶の湯の継承 千家十職の軌跡展〉/東京

そうして数百年ものあいだ、美意識のDNAを受け継いできた〈千家十職〉を紹介する展覧会『茶の湯の継承 千家十職の軌跡展』が、ただいま、東京・三越日本橋本店で開催中です。紹介されているのは、三千家の各お家元に代々伝わる名品、代表作のほか、千家十職の各職家や美術館所蔵の茶道具たち、なんと約250点!

いずれも、十三代目や十七代目など、数百年にわたり日本の美の真髄を受け継いできた、長い伝統を受け継ぐ工芸の匠たち。そもそもこの〈千家十職〉という名前は、大正12年5月、三越大阪店にて開催された『千家十職茶器陳列会』にて命名されたものだそう。9月上旬には書籍『茶の湯の継承 千家十職の軌跡』も刊行予定です。

お茶といえば、この展覧会のほか、三越日本橋本店では、2016年9月7日(水)より〈お茶壺道中行列〉を開催。7日正午より、日本橋の橋上から三越日本橋本店まで約200メートルを、約20名によるお茶壺道中行列を行うというイベント。静岡市との協業により行われるのだそう。

〈お茶壺道中行列〉とは、徳川家康公とお茶に由来した故事にならい、静岡市で行われている〈駿府本山お茶壺道中行列〉を再現するもの。行列のあとは、“茶詰めの儀”デモンストレーションを披露します。身近にあるのに知っているようで知らない茶の湯やお茶の世界。この機会に、お茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

information
茶の湯の継承 千家十職の軌跡展
会場:日本橋三越本店 新館7F ギャラリー 東京都中央区日本橋室町1-4-1
時間:10:30~19:00(閉場19:30) ※最終日は16:00まで(閉場16:30)
入場料:一般・大学生 800円/高校・中学生 600円 ※小学生以下無料


writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

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最終更新:9/7(水) 15:43

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