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「ユーザー数」は「ユーザーの人数」ではない!? GAのユーザーのカウント方法を知る[第13回]

Web担当者Forum 9/8(木) 7:06配信

今回は「ユーザー」と、それをカウントした「ユーザー数」について説明する。ユーザー数は、ページビュー数、セッション数と並ぶGoogleアナリティクスの基本指標の1つだ。誤解されがちな部分だが、Googleアナリティクスでは、「ユーザー数」は「人数」を数えているわけではない。詳しく解説していこう。

この記事で学べること:

・「ユーザー数」の意味を理解する
・ユーザー数をレポートで確認する

「ユーザー」は利用ブラウザで識別される

前回解説した「セッション」は、ひと言でいえば「あるユーザーのある連続したWeb利用行動のまとまり」のことだった。そして「ユーザー」とは厳密にいうと、特定のブラウザとひも付くCookie(クッキー)によって判定しているということにも触れた。

つまり「ユーザー」とは1人1人のユーザーを識別するのではなく、Webサイトの閲覧に利用しているブラウザを識別しているということになる。たとえば、ある人がパソコンとスマートフォンを1台ずつ使っていて、パソコンで2つのブラウザを、スマートフォンで1つのブラウザを使って同じWebサイトを利用した場合を考えてみよう。Webサイトを利用しているのは1人だが、集計上はブラウザの延べ数である「3ユーザー」が別々に識別される(図1)。

ユーザー数は期間内に訪問した「ユーザー」を数えたもの

そして「ユーザー数」とは、指定した集計期間内に訪問した上記定義の「ユーザー」の数のことだ。同一ユーザーが何回訪問しても、同じブラウザであれば1ユーザーとカウントされる。たとえば、1か月の間に筆者が自分のパソコンの同じブラウザから毎日1回ずつ計測対象サイトを訪問しても、その集計期間においては「1ユーザー」とカウントされる。

ユーザー数は、他のアクセス解析ツールでは「重複を除く」という意味の「ユニーク」を付けて、「ユニークユーザー数(UU)」「ユニークビジター数」「ユニーク訪問者数」「ユニークブラウザ数」などと呼ばれることもある。筆者は厳密な意味が伝わる「ユニークブラウザ数」という言葉が好みだが、Googleアナリティクスでは単に「ユーザー数」と呼ばれている。

それでは、実際にどのようにカウントされるかを例で示していこう。

■ 日次ユーザー数のカウント方法

たとえば、次のように、1週間、毎日2人ずつの訪問があったとしよう。毎日訪問している人が1人いて(Aさん)、毎日もう1人別の人が訪問していた(Bさん~Hさん)とする。

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最終更新:9/8(木) 7:06

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