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桜ケ丘病院移転先「1カ月で決定」 JCHO、静岡市の情報受け

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月8日(木)7時51分配信

 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)が静岡市清水区で運営する桜ケ丘病院の移転問題で、JCHOは7日、田辺信宏市長から情報提供があった移転候補地2カ所を精査し、10月上旬をめどに移転先を決定する方針を明らかにした。

 移転候補地は病院現在地に近い清水桜が丘公園と、市役所清水庁舎。移転事業を担当するJCHO運営支援部は静岡新聞社の取材に「1カ月以内を目標に(移転先を)決めたい。なるべく早く判断し、市に文書で伝える」と答えた。

 清水庁舎が津波浸水想定区域内に立地していることについては、「(市の情報提供で)承知している。何らかの対処が必要と考えられる」と述べ、移転先の選定作業で検討課題にする考えを示した。

 一方、病院現在地の住民団体は6日夜に緊急会合を開き、患者の安全や利便性などの観点から、桜が丘公園が移転先にふさわしいと訴える活動を始めることを決めた。賛同者の署名を集め、JCHOなど関係機関への提出を検討している。

 活動を先導する岡地区連合自治会の望月勝会長(76)は、2カ所をJCHOに情報提供した市の対応を「市長の政治決断ならやむを得ない」と受け止めながらも、「津波が懸念される場所にあえて病院を移転する必要はない。桜が丘公園が適地とJCHOに伝えていきたい」と話した。

静岡新聞社

最終更新:9月8日(木)7時51分

@S[アットエス] by 静岡新聞