ここから本文です

カナダ中銀、政策金利0.5%に据え置き 年内の景気回復を予想

ロイター 9月8日(木)0時48分配信

[オタワ 7日 ロイター] - カナダ中銀は7日、予想通り政策金利を0.5%に据え置いた。世界経済の成長は当初の想定よりも弱いとしたが、国内経済は年内に持ち直すとの見方を示した。

中銀は声明で、アルバータ州の山火事からの復興や政府の刺激策が後押しする形で国内経済は年後半に「大幅に持ち直す」と予想した。

第2・四半期の米経済は、企業や住居関連投資が落ち込み下振れしたと指摘。健全な労働市場や堅調な消費が年内の成長を支援する見込みだが、企業投資の先行きは不確かになったとした。

またバンクーバーでの住宅市場の過熱感が一服する予兆も見受けられるが、家計債務に絡む金融上のぜい弱性は引き続き高まっているとした。

中銀は、7月の輸出の力強さは勇気付けられるとしながらも、それまで数カ月続いた低迷により、経済活動は7月時点の予想を下回る可能性が高まっていると指摘。

インフレに対するリスクは7月時点から「幾分下向き」としたが、全体のリスクバランスは現行の金融政策が適切となる範囲に収まっているとの認識を示した。

さらにトルドー政権のインフレ支出による効果が一段と顕著になるとし、第4・四半期の成長率は潜在成長率を引き続き上回ると予想しているとした。

最終更新:9月8日(木)0時54分

ロイター