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金融大手の富邦、台湾プロ野球・義大と契約 買収額は9億円か

中央社フォーカス台湾 9月8日(木)13時46分配信

(台北 8日 中央社)金融大手の富邦金融ホールディング(HD)は7日、傘下の富邦育楽が台湾プロ野球・義大ライノズ買収に関する協力覚書に調印したと発表した。正式な引継ぎはシーズン終了後の11月1日になる見通し。

富邦金融HDの許婉美総経理(社長)は、買収額は秘密保持契約があるとして明かさなかったが、2億6000万台湾元に新人選手らの契約金2000万元を加えた2億8000万元(約9億900万円)との情報もある。

富邦育楽は2014年から台湾のプロバスケットボールチーム「富邦勇士」を経営しており、買収後の球団運営は同社が主体となって行う予定。同社の蔡承儒総経理は本拠地と球団名はまだ検討中だが、葉君璋監督は続投させると表明。積極的に設備投資を行い、年間王者を決める台湾シリーズに毎年進出できる強豪に育てたいと意気込んだ。

富邦金融HDは富邦勇士のほかにも、国立台湾体育運動大学野球部「富邦公牛」や少年野球、ゴルフの大会などのスポンサーを務めている。

義大は鉄鋼業などを手掛ける義聯グループが2012年12月、興農ブルズを1億3000万元(現在のレートで約4億2200万円)で買収。翌2013年の前期は優勝したが、2014、2015年の通年順位は4球団中3位と低迷し、今年も前期は最下位に終わっていた。

(田裕斌/編集:杉野浩司)

最終更新:9月8日(木)13時46分

中央社フォーカス台湾