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ハリル、変幻自在起用でW杯切符つかむ!残り8戦対戦国ごとに「スペシャリスト」招集

スポーツ報知 9月8日(木)6時5分配信

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)がアジア最終予選突破へ向け、残り8試合で“スペシャリスト”の招集を検討していることが7日、分かった。日本サッカー協会によると、対戦国によって有効な特性のある選手の招集枠を複数設ける方針。日本代表はアジア最終予選のタイ戦(バンコク)後、現地で解散。欧州組はそれぞれの所属クラブへ向かい、国内組は中部国際空港着の航空機で帰国した。

 ハリル監督が変幻自在の選考でW杯切符をもぎ取る。悪夢の黒星発進から迎えたタイ戦は、最終予選初先発のFW浅野が自慢のスピードを生かして得点を挙げた。今後の選手選考について、日本協会幹部は「(10月の)イラク、オーストラリアと勝つには、どの23人が必要か考える」と明かした。予備登録の89人から対戦国ごとに有効な“スペシャリスト枠”に複数入れて、勝ち抜くプランを温めている。

 10月6日、ホームで迎え撃つイラクにはボールを支配できる公算が大きい。守備を固める相手に有効なのはMF中村憲剛(35)が持つ高い精度のラストパスや、FW大久保嘉人(34)=ともに川崎=の高い決定力だ。

 続く、同組最大のライバルと目されるオーストラリアは大柄な体格を生かしたサッカーが持ち味。そこには194センチの長身FWハーフナー・マイク(29)=デン・ハーグ=、高さと強さに絶対の自信を持つDF植田直通(21)=鹿島=をぶつける。もしくは苦手なスピード勝負に持ち込むため、FW宮市亮(23)=ザンクトパウリ=のようなスピードスターを準備する。

 前線へシンプルにボールを送り、身体能力を生かしたサッカーを展開するサウジアラビアには、対人守備で強さを発揮するMF今野泰幸(33)=G大阪=、永木亮太(28)=鹿島=らの招集も考えられる。

 岡田ジャパン、ザック・ジャパンではチームの完成度を上げることに注力し、ある程度メンバーを固定して戦い続けた。だが、ハリル・ジャパンは1日に初戦のUAE戦(埼玉)を落とすという失態を犯した。早くも後がない状況で、より勝つ可能性を追求した選手選考に迫られている。さらにFW本田が「難しくなってきている」と明かすようにアジア全体のレベル向上も理由の1つ。ハリル・ジャパンが一戦必勝態勢で残り8試合に挑む。

 ◆予備登録 最終予選では、事前にアジア連盟に提出した予備登録リストから選出する。日本の登録は89人。ポーランドでプレーするMF森岡亮太(25)=シロンスク・ブロツワフ=、ルーマニアのMF瀬戸貴幸(30)=アストラ=ら海外組もリスト入り。右膝負傷から復帰を目指すDF内田篤人(28)=シャルケ04=の名前もある。J2からもFW柿谷曜一朗(26)=C大阪=、MF長沢和輝(24)=千葉=らが4人が入るなど幅広い人選。必要に応じて追加も可能。

最終更新:9月8日(木)6時5分

スポーツ報知