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【英国】フォード、ウェールズへの投資縮小 次世代ガソリンエンジンの生産半減

NNA 9月8日(木)9時0分配信

 米自動車大手フォードは、ウェールズ南部のブリジェンド(Bridgend)工場への投資計画を縮小し、次世代ガソリンエンジンの生産を半減する方針だ。工場長が従業員に宛てた内部文書を元に、BBC電子版などが6日報じた。
 同社は昨年、2018年後半から熱効率の高い次世代エンジンを年間25万基生産するため、同工場に1億8,100万ポンドを投じる計画を発表。ウェールズ自治政府がうち1,500万ポンド近くを負担する予定だった。しかし他のエンジン技術が進歩していることなどから、フォードは当該エンジンの需要が当初の想定を下回ると判断。このため投資額を1億ポンド、生産量を12万5,000基にそれぞれ引き下げるとしている。
 自治政府は当初の計画について、「750人余りの熟練労働者超の雇用が長期的に保障される」と歓迎の意を表していた。フォードは1,850人の工場スタッフを減らす考えはないとしているが、最大労組のユナイトは操業が徐々に縮小される可能性に懸念を示している。
 ブリジェンド工場は1980年に操業を開始し、フォードはこれまでに28億ポンド以上を投資している。現在は英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー向けにエンジンを年間25万基生産しているが、これは2018年に終了する見通し。[労務][環境ニュース] 

最終更新:9月8日(木)9時0分

NNA