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後引くシュールさ武器 バッドナイス常田に芸能人ファン急増

日刊ゲンダイDIGITAL 9月8日(木)9時26分配信

 関根麻里、斎藤工や、「ゲスの極み乙女。」のメンバーがそろって「面白い」と言う若手芸人がバッドナイス常田。関根は自分の出演番組で「世界観が独特で、ジワジワと面白みが湧いてくる」、斎藤は「とにかく世界観がすごいのに、それが伝わらないところが面白い」、ゲスの極みは「間の取り方が独特なところと、コントに出てくる登場人物のセリフ回しが全部同じ」としながら、自分のMVに常田を出演させるほどの気に入りよう。彼らの言葉通り、後を引く独特なシュールさがウリのピン芸人だ。

 代表作のひとつ「最後の瞬間」では、科学の発達によって空を飛べるようになった男が屋上から空に飛び立とうとするところにスナイパー父子がやってくるところからスタートする。飛び降り自殺をするなら練習台に撃たせてくれと言うスナイパーに、自殺ではなく空を飛ぶのだとやりとりするストーリーのひとりコント。別のネタ「海の恩恵」ではサンゴを養殖し海を浄化している男のもとに半魚人が2人お礼に来る。

「彼のネタの多くが日常ではありえない登場人物との出会いから始まるのですが、主人公がそれに驚くことなく平然とその非日常を受け入れて接するのが独特の世界観となっている。1つのネタで4~5役を演じるのですが、声やしゃべりが全部同じ。特技はKAT-TUNの歌まねで、しかも5人を歌い分けるというのですから、コントではわざと同じセリフ回しにしているわけです。磨けばもっと光る奥行きを感じます」(ある演芸評論家)

 最近では「さんまのお笑い向上委員会」「PON!」「シューイチ」などテレビでの露出も増え、「意外とイケメン」「はにかむ顔がいい」などお茶の間人気も上昇中だ。

 高校卒業後、09年に養成所に入り、卒業後にはコンビとして事務所と契約して10年にはキングオブコントで3回戦に進出した。しかし、その後コンビは解散。事務所との契約も切れたが、とにかくお笑いを続けたいと、ピン芸人として再契約を勝ち取った努力派。芸を磨くためにバイトを減らし、激安アパートで生活しながら、今は相方の内田英輔と「バッドナイス」というコンビでも活動している。上昇気流に乗れるか。

最終更新:9月8日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。