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欧州市場サマリー(7日)

ロイター 9月8日(木)4時51分配信

[7日 ロイター] - <為替> 円<JPY=>がドルに対して上昇、一時1ドル=101.42円と、約1週間ぶり高値をつけた。日銀金融政策決定会合の開催を20━21日に控え、追加緩和の是非をめぐりメンバーの意見が割れていると伝えた産経新聞の報道を受け、円が買われている。

<ロンドン株式市場> 反発した。金属や石油関連株のほか、建機レンタルのアシュテッド<AHT.L>が買われ全体水準を押し上げた。

金価格の上昇に伴って産金大手のランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>や金・銀生産のフレスニロ<FRES.L>が買われた。原油価格の上昇は、石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>とBP<BP.L>の株価を押し上げた。

一方、住宅大手バークレー・グループ<BKGH.L>やバラット・デベロップメンツ<BDEV.L>は値下がりした。英国の欧州連合(EU)離脱決定は住宅建設部門への打撃になるとの懸念が根強い。

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和に踏み切るとの期待が相場を押し上げた。

英エンジニアリング大手ウィアー・グループ<WEIR.L>は4.5%高。STOXX欧州600種の中で最も大きな上昇率となった。モルガン・スタンレーが投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げたことが好感された。

一方、スイスのセキュリティ会社、ドルマ+カバ<DOKA.S>は7.9%の急落。利益が減ったことが嫌気された。

<ユーロ圏債券> 債券利回りが総じて小幅低下した。前日発表された米サービス業況指標が予想を下回ったことで早期の米利上げ観測が後退、欧州中央銀行(ECB)への追加緩和圧力が高まっている。

ECBは今週開催する理事会で、金利は据え置くと予想されているが、資産買い入れの期間延長や買い入れ国債の不足問題に対処するため規定を見直す可能性がある。

INGのシニア金利ストラテジスト、ベンジャミン・シュローダー氏は「9月の米利上げの可能性が低下しており、ECBは今週の理事会で追加措置について決定するよう迫られるだろう」と話す。

最終更新:9月8日(木)4時56分

ロイター