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6人目先発不在のソフトBは松坂“リリーフ転向”で難題解決

日刊ゲンダイDIGITAL 9月8日(木)9時26分配信

 目指す場所を間違えていないか。

 9月に入り、いよいよ苦しくなってきた首位ソフトバンク。柳田は右手薬指の骨折で、全治6週間。捕手の細川も筋挫傷で戦線離脱している。

 投手陣の台所事情も同様だ。先発はすでに2ケタを勝っている和田、武田、千賀に、8勝(6敗)の東浜はともかく、問題は残り2枚。今季4勝3敗の中田はゲームをつくるだけなら何とかなるが、6人目がいない。4日に投げた山田は初回に満塁弾を浴びるなど、二回途中4失点で降板した。

 そこで注目されているのが、二軍調整中の松坂(35=写真)だ。去る3日は5回2安打1失点。MAX146キロを計測した。次回は10日の先発が予定されている。福岡の地元紙が「昇格前倒し」と報じたのもうなずける。

 だが、今のソフトバンクに必要なのは先発より中継ぎだ。

「6人目の先発は、中継ぎの岩崎が回れば解決する。問題は岩崎が抜けた後の中継ぎ陣です。最近は疲労もあってか、救援に失敗するケースも少なくない。松坂はメジャーでも中継ぎ経験がある。今季先発で4勝している岩崎と一軍未登板の松坂、どちらを先発させればいいかは言うまでもない」(球団OB)

 松坂は14年オフの入団時に「起用は先発のみ」との契約を結んだといわれている。が、今はチームの危機。松坂は落ちぶれた自分を3年12億円の高額契約で迎え入れてくれた恩というか借りが球団にある。ならば、中継ぎで復帰を目指すのも、ありではないか。

 チームの助けになりたければ、もうワガママを言っている場合じゃない。

最終更新:9月8日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL