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円上昇、日銀の「総括的検証」難航報道が影響=NY市場

ロイター 9月8日(木)6時24分配信

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で下落。日銀が金融緩和効果の「総括的な検証」の取りまとめに難航しているとの一部報道で円高/ドル安が進んだアジア市場の流れを引き継いだ。

終盤のドル/円<JPY=>は0.25%安の101.73円。アジア時間には8月26日以来の安値に沈む場面があった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのFXストラテジスト、イアン・ゴードン氏は、日銀内で総括的検証をめぐり意見が割れていると伝えられたことで「9月会合における日銀の追加緩和期待がある程度後退しつつある」と述べた。

ユーロ/ドル<EUR=>は直近で0.1%下げた。8日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えてユーロ買いに慎重なムードが広がった。

コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのチーフ市場アナリスト、オマー・エシナー氏は、8月のユーロ圏消費者物価が低調だったため、ECBは物価下振れ警戒感を強める可能性があると指摘。市場には、ECBが資産買い入れプログラムの期間延長を発表するとの思惑もあるとした。

ポンド/ドル<GBP=>はこの6営業日で初めて下落し、終盤は0.75%安の1.3334ドル。7月の英製造業生産指数が大幅に落ち込んだことが響いた。

カナダ中央銀行の政策金利据え置きを受け、カナダドルは下落。中銀の声明が予想よりハト派的だったことが材料視された。 

ドル/円 NY終値 101.71/101.76

始値 101.59

高値 101.86

安値 101.37

ユーロ/ドル NY終値 1.1237/1.1241

始値 1.1246

高値 1.1269

安値 1.1229

*情報を追加しました。

最終更新:9月8日(木)7時42分

ロイター