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広がる「イートイン」 静岡県内スーパー、コンビニ需要に照準

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月8日(木)9時23分配信

 静岡県内のスーパー各社が、店内で飲食ができるイートインコーナーを拡充させている。買い物のついでにくつろげるスペースの提供で、外食やコンビニエンスストアの需要を呼び込みたい考えだ。

 マックスバリュ東海は全141店舗のうち約半数の店舗に、入れたてコーヒーを提供できる専用機器を導入、休憩コーナーを充実させている。本年度から出店を加速している600平方メートルほどの小型店にはスマホなどが使える無料のWi―Fi(ワイファイ)も設置。「くつろぎスペースの充実で、外食や購入した総菜を自宅で食べる中食(なかしょく)需要を呼び込みたい」(広報室)という。

 県中部を中心に展開する田子重(焼津市)も新設、改装店を中心に拡充を進めている。ことし1月に開業した藤枝市の清里店には、売り場とは壁で仕切った一角に1杯無料のコーヒーメーカーや給茶機を置き、30席ほどの飲食コーナーにした。 利用者の多くは、買い物のついでに昼食を食べる主婦や高齢者ら。曽根誠司社長は「ちょっとした休憩や交流の場が、来店目的につながれば」と話す。遠鉄ストア(浜松市)も、狭小店を除くほぼ全店に20~30席の休息所を設置している。

 各社がイートインコーナーを拡充する背景には、コンビニ業界との競合激化がある。コンビニ各社は、低価格で入れたてコーヒーが味わえる機械の投入で売り上げを伸ばしているほか、青果や総菜の販売を強化している。

静岡新聞社

最終更新:9月8日(木)9時23分

@S[アットエス] by 静岡新聞

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