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岩手で実践型インターンシップ 地元を将来の選択肢に /岩手

みんなの経済新聞ネットワーク 9月8日(木)11時57分配信

 若者による地域活性化を目指すNPO法人「wiz(ウィズ)」(大船渡市)は8月17日から、大学生・専門学生などを対象に、岩手県内の民間企業で学生が就業体験を行う「IWATE実践型インターンシップ」を行っている。(盛岡経済新聞)

 同プログラムは社内見学や座学研修などを行う一般的なインターンシップとは異なり、学生らが1カ月以上の長期間、社員と同じ立場で企業に加わり、課題解決や新規事業の立ち上げなどに取り組むもの。若者らが地元企業のことを知ることで、「岩手で働くこと」を進路選択の一つに加え地元への定着を図る。今回は県内外から11人の学生が参加した。

 同NPOコーディネーターの八田浩希さんは「岩手にどんな企業があって、どんな仕事ができるか知らない若者が多いと感じる。実際に企業に加わって仕事に取り組むことで、将来的に岩手で働く、地元に戻ってくるという選択肢を持ってほしい」と話す。

 今回インターンの受け入れを行っているのは県内4市町の企業。受け入れ先の一つ、SoRa Stars(盛岡市本宮4)では岩手出身の2人の学生が活動中。9月10日に開催するイベントの広報を担当し、SNSの運用やチラシ制作、動画制作に取り組んでいる。チラシ制作を担当する千葉百華さんは「社会人と学生では時間の使い方が全く違う。この経験は今後の大学生活にも生かせると思う。イベントまでやり切りたい」と意気込む。動画制作を担当する川村唯さんは「広報を担当して、伝えることの難しさを感じている。岩手で働きたいと思っているので、改めて将来について考えるきっかけになった」と話す。

 今回のインターンシップについて、SoRa Stars社長の山崎智樹さんは「学習塾を運営していることもあって学生と関わる機会は多いが、社員に近い立場で接するのは新鮮。がむしゃらさや素直さが学生の良いところ。2人が加わることで、新しい意見が生まれている。かっこいい生き方を続けてほしい」と期待を込める。

 今後も同プロジェクトは継続し、9月23日には成果報告会を行う予定。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月8日(木)11時57分

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