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バッドガイ演じるウィル・スミス、素顔はやっぱりナイスガイだった!

Movie Walker 9/8(木) 10:26配信

「ヨロシクオネガイシマス!」と日本語で挨拶し、気さくに握手を求めながらインタビュールームに入ってきたウィル・スミス。『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)で、極悪スナイパーのデッドショットを完璧に演じているだけに、もしや闇堕ちしたのでは、と半信半疑だったが、いまのところイイ人っぽい…そんなウィルと、共に来日したカタナ役の福原かれんにインタビューを決行!

【写真を見る】極悪スナイパーを演じるウィル・スミスの素顔とは!?

ウィル・スミスといえば、これまで正義漢を演じることが多く、悪役というのはかなり意外な印象だ。それゆえに今回のデッドショット役では苦戦を強いられたようで、「最初は、金のために人を殺すような、ヒドい冷酷な暗殺者である彼のことをまったく理解できなかったんだ」と、ネガティブな印象を持っていたことを包み隠さず明かしてくれた。

だが、演じているうちにあることに気づいたという。「悪い奴っていうのは自分のことを善玉だと認識していて、頭の中では自分がヒーローで正しいことをしていると思っているんだ。善悪が逆転している世界に生きている、と気づいたときに、とても楽しくなってデッドショットになりきれたよ。なんたって、どんなにヒドい行動をしても正当化できるんだからね(笑)」。

そんなウィルをはじめ、人種や経歴の異なる個性豊かな“スーサイド・スクワッド”メンバーたちをまとめあげたのが、デヴィッド・エアー監督だ。エアー監督といえば、LAのストリート出身で元海軍という異色の経歴の持ち主で、映画撮影前にキャストたちを率いてブートキャンプを行うことで有名。

本作で映画デビューを果たした日系アメリカ人の福原曰く「監督が元ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)の方を連れてきて、“本物”の指導をしてくださったんです」とのことで、今回も海軍仕込みの過酷なトレーニングが行われたという。「トレーニングのときには、本当に力を込めて、お互いを殴り合って…。でも、そういうスキンシップがあったから、みんなの仲が深まったんだと思います」と、福原が衝撃的な内容を教えてくれた。

一方、ウィルも「プログラムの一環として、自分が人生で体験した最高のことから、最悪なことまで、みんなに打ち明けたんだ。喜びだけじゃなくて、深くて、暗い秘密の部分まで、すべてをさらけ出した。まるでスポーツチームが絆を深めるようなやり方で、キャストがものすごく強力につながったよ」と、エアー式ブートキャンプの効果を実感しているようだ。

ブートキャンプを通じて人とのつながりを感じたというウィルは、ある教えを説いてくれた。「『スーサイド・スクワッド』のキャストは、異なった国籍、人種が集まっていてとても多様性があるんだ。多様化している現代の世の中で、お互いを理解するためには、まず相手の言うことを聞くのが大事。ただ聞くんだ。そして、それを自分の中で理解してから相手に伝える。この“ただ聞く”ということが大切なんだよ」。

すると福島も「ウィルが言いたかったのは、自分の考えを持ち込まないで聞くべきだ、ということ。自分の考えが邪魔になって人との交流が難しくなっている、そういうところで人種差別などの問題が生まれるんじゃないかなって思います」とフォロー。ウィルの言葉通り、“スーサイド・スクワッド”チームがお互いを理解し合っていることがうかがえる、印象的な場面だった。

最後に、最も役作りに苦労していたキャストを聞いてみると、ウィルは「間違いなくジャレッドだろうね。彼が演じたジョーカーは過去に偉大な俳優たちが素晴らしい演技を披露したから、相当悩んだと思うよ」と、ジョーカー役のジャレッド・レトを労うなど、終始イイ人っぷりを見せてくれた。劇中ではかなり悪い奴だけど、本当にナイスガイ!【取材・文/トライワークス】

最終更新:9/8(木) 10:26

Movie Walker

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