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“直虎商戦”浜松で活発 グッズや旅行プラン新商品40超

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月8日(木)11時10分配信

 浜松市ゆかりの女性戦国武将・井伊直虎の生涯を描いた大河ドラマの放送開始を2017年1月に控え、同市の事業所などが関連商品の開発を活発化している。放送決定から1年で、40以上の商品が誕生し、今後も続々と登場する見込み。各事業所は「197億円前後」(日銀静岡支店試算)とされる経済効果にあやかろうと、他商品との差別化を図る。観光客の心をつかむ“浜松・直虎商品の戦い”は激戦必至だ。

 浜松の逸品を集めた同市中区の浜松商工会議所アンテナショップ「まちの駅・やらまいかショップ」。クリアファイルに和菓子、手ぬぐい、カレー、すごろく―と、直虎関連商品の一部が並び、8月に入ると、新商品が次々と加わった。

 直虎目当ての来店者はまだ少ないが、女性店員は「商品もどんどん増える。観光客にたくさん買っていってほしい」と期待する。

 同商議所の支援を受けてこれまでに24の関連商品が誕生した。種類は同ショップに並ぶ定番品をはじめ、イラスト入りのTシャツやハンカチ、ホテルの料理や宿泊プラン、ご当地アイドルのCDなど幅広い。「各事業所とも直虎を歴史的資源として活用し、特徴的な商品に仕上げた」と同商議所担当者。16年度中に、あと十数品が加わる見通しという。

 奥浜名湖商工会(同市北区)の加盟事業所も数社がお茶や菓子などを直虎に絡めて商品化し、このほかの事業所も独自に商品開発を進める。井伊家の象徴「赤備え」をイメージしたパッケージに仕上げたり、地元食材をふんだんに使ったりと、独自色を打ち出す。

 商品を開発した事業所担当者は「共通目標は、商品を通じた『地域活性化』」と強調した上で、「他商品よりもいかに目立たせ、選ばれるかを考えた」と本音をのぞかせる。同商議所と同商工会の担当者は「ドラマ終了後にも注目される商品が生まれれば」と声をそろえる。

静岡新聞社

最終更新:9月8日(木)11時10分

@S[アットエス] by 静岡新聞