ここから本文です

静岡で局地的大雨、避難準備情報 高齢者施設警戒

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月8日(木)12時31分配信

 台風13号から変わった低気圧と前線の影響で、静岡県内は7日深夜から8日午前にかけて山間部を中心に局地的な大雨に見舞われ、時間雨量で川根本町54・5ミリ、静岡市葵区梅ケ島40ミリ、浜松市北区三ケ日町37ミリを記録した。

 静岡市は土砂災害の恐れが高まったとして、葵区の1216世帯3839人に避難準備情報を出した。台風10号の豪雨で岩手県岩泉町のグループホームの入所者9人が死亡したことを受け、避難準備情報が出た地域の高齢者福祉施設などでは警戒感を強めた。同区の特別養護老人ホーム「カリタス21」では災害対策本部を設置して30分おきに施設周辺を巡回し、土砂災害発生の兆候がないか確かめた。海野保施設長(68)は「ここは大丈夫だろうと安心してしまうと怖い。最悪の事態を覚悟して対応したい」と話した。

 交通網にも影響が出た。道路は静岡市葵区上落合で、道路脇の沢から土砂が流出して県道井川湖御幸線が通行止めになり、午前10時ごろから雨量規制で静岡市葵区の県道1路線も通行止めになった。

 JR御殿場線は7日午後11時15分ごろ、御殿場駅の雨量計が規制値に達したため、松田―御殿場間の上下線で一時運転を見合わせ、下り1本が運休するなど210人に影響が出た。JR身延線も8日午前9時半ごろから、甲斐大島駅や身延駅などの雨量計が規制値に達し、西富士宮―鰍沢口間の上下線で運転を見合わせ、特急列車に全区間運休が出た。

 海の便は清水港と土肥港を結ぶ駿河湾フェリーと神新汽船(下田―新津島など)が全便欠航し、東海汽船も熱海、下田発着便などが欠航した。

静岡新聞社

最終更新:9月8日(木)12時51分

@S[アットエス] by 静岡新聞