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<マンガ質問状>「ニーチェ先生」 原作者のツイッターから誕生 実在のエピソードも

まんたんウェブ 9/11(日) 13:30配信

 話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、ドラマ化もされたハシモトさん作、松駒さん原作のマンガで、理不尽な客に毒舌を浴びせる個性的な男性店員と、彼に振り回される青年の姿を描いた「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~」です。コミックジーン編集部(KADOKAWA)の川部まゆみさんに作品の魅力を聞きました。

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--この作品の魅力は?

 世の中の不条理や理不尽に真っ向から立ち向かってくれるニーチェ先生の生き様が痛快なのだと思います。日本人は特に、あらゆる場面で我慢を強いられることがありますよね。正しいのは自分だと思っていても言えなかったり、お客様は神様なんだから……と理不尽なお客の要求に折れなくてはならなかったり。ニーチェ先生はそんな悔しい思い出を笑いとともに一掃してくれる、一種の清涼剤のような作品ではないかと思っています。もちろん、そんなニーチェ先生を観察する松駒くんの言語センスが光っているのも魅力ですね。一度読むとくせになる「松駒節」を堪能してください。

--作品が生まれたきっかけは?

 ツイッターで爆発的に広がった原作者、松駒さんのツイートのまとめからです。1人のユーザーとして爆笑させてもらったエピソードの数々を見て即座に「マンガにしたい!」と思いました。

--編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください。

 大変なことは……毎回ですね!! 今も大変です!!「ニーチェ先生」は原作者であり、登場人物でもある松駒さんの周囲の人物や事件をモデルにしています。もちろん全部が全部事実ではありませんが、お教えしたら「えぇ!!?それ本当の話だったの!!!???」と驚かれるエピソードがたくさんあるんですよ。まさに事実は小説より奇なり、ですね。

 ですが、モデルとして描かれることを快諾してくださった方々のためにも、その情報が特定されることは避けなくてはなりませんし、そのためにいろいろと裏を取ったり、フェイクを交ぜたり……と、そのさじ加減が難しいです。ですが、やはりツイッター発マンガなので、どこかでちゃんと現実とつながっていたい、という気持ちもあるんです。

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最終更新:9/11(日) 13:30

まんたんウェブ