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日経平均は続落、高止まりする円相場と金融株安が重し

ロイター 9月8日(木)15時22分配信

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落。4営業日ぶりに節目の1万7000円を下回った。前日の米国株が小動きとなる中、高止まりする円相場が重しとなり、朝方から売りが先行した。

午後に行われた中曽日銀副総裁の講演内容が伝わると、金融政策としてマイナス金利の深掘りは排除できないとの見方が広がり、金融株中心に売り圧力が増した。一時は175円安まで下げ幅を拡大させたが、大引けにかけてはトヨタ自動車<7203.T>など主力大型株の一角に買いが入り下げ渋った。

米アップル<AAPL.O>端末向けに新作「スーパーマリオラン」を配信することが明らかになった任天堂<7974.T>の売買代金が3784億円と、東証1部全体の17%強を占める人気ぶりだったが、相場全体は終日上値の重さを感じさせた。市場では「現在の株価水準は過去の累積売買代金が多く、1万7000円に接近すると戻り売り圧力が強まる」(みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、マネースクウェアHD<8728.T>がストップ高比例配分となった。同社は7日、経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、米カーライル・グループの投資ファンドが株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。株価はTOB価格の1株1250円にさや寄せする動きとなった。半面、7日に8月単体売上高が前年実績を下回ったと発表した電通<4324.T>は軟調だった。

東証1部騰落数は、値上がり860銘柄に対し、値下がりが923銘柄、変わらずが190銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16958.77 -53.67

寄り付き    16984.00

安値/高値   16836.65─17001.84

TOPIX<.TOPX>

終値       1345.95 -3.58

寄り付き     1346.33

安値/高値    1337.36─1348.29

東証出来高(万株) 167242

東証売買代金(億円) 21925.32

(河口浩一)

最終更新:9月8日(木)15時22分

ロイター