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国債特別参加者、40年債の増額案を了承=財務省幹部

ロイター 9月8日(木)17時48分配信

[東京 8日 ロイター] - 財務省の国債市場特別参加者(プライマリーディーラー)会合は8日、市中向けに発行する40年債の増額案を了承した。財務省は国債投資家懇談会をあらためて開き、月内に増額方針を正式に決めたい考えだ。

同省が提示したのは、40年債の発行額を年度ベースで4000億円の増発とする案。財務省幹部は会合後の記者説明で「出席者から異論の声は出なかった」と話した。

この日の会合には銀行、証券会社などの特別参加者21社が出席した。財務省は9日の国債投資家懇談会での議論も踏まえ、今月27日の40年債入札から1000億円増発する方向で最終調整に入る。

財務省が40年債を増発するのはリニア中央新幹線の建設前倒しを柱とする経済対策の決定で、政府が、東海旅客鉄道(JR東海)<9022.T>に対し長期間の融資を行うのに対応するためだ。

来年度にかけて財政投融資を活用して計3兆円を低利で40年間貸し付け、2045年の全線開業の時期を最大8年間前倒しするのに併せ、当初の発行計画を見直す。

40年債を増発する一方、4月から発行額を減らした10年物価連動国債の発行額を据え置くため、市中発行総額(カレンダーベース)そのものは変わらない。

最終更新:9月8日(木)17時48分

ロイター