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トランプ氏、米軍の増強計画を表明 現実路線も示唆

ロイター 9月8日(木)18時47分配信

[フィラデルフィア 7日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は7日、フィラデルフィアの集会で、大統領就任後に米軍の新たな増強に着手する考えを明らかにした。国家安全保障に対する共和党の伝統的価値観を守る姿勢を打ち出しつつも、中東における新たな戦争の開始は極力回避する意向を示した。

同氏は大統領に就任した場合、過激派組織「イスラム国(IS)」の破壊計画を30日以内に提出するよう国防総省に要請するとした。

ただ、どのような行動も「現実主義によって抑制された」ものとなり、「先々の計画なしに体制を倒すことは避ける」と表明。発言のトーンは全体的に抑え気味で、通常よりも具体的な政策を多く盛り込んだ。

外交については(1)米国の中核的国益の向上(2)地域的安定化の推進(3)世界の緊張緩和──に重点を置いた新たな政策を提案すると主張。「これには、過去の失敗に終わった政策の再考が求められる」と述べた。

トランプ氏は、米軍の戦力を陸、海、空で増強し、最新のミサイル防衛システムを開発することが必要だと指摘。手始めに1隻当たり2億2000万ドルの予算を投じて巡洋艦22隻の近代化を図るとした。

財政面では、2011年に連邦議会で定められた国防支出の上限を引き上げることで軍備増強の支出を可能にすると説明した。

最終更新:9月8日(木)18時47分

ロイター