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地方競馬通算2000勝を達成…下原理騎手

スポーツ報知 9月8日(木)18時4分配信

 地方競馬で兵庫に所属する下原理(おさむ)騎手(39)=西脇・栗林徹治厩舎=が8日の園田競馬6Rでキングタイドに騎乗して1着となり、地方競馬通算2000勝を達成した。1995年のデビューから22年目、通算1万7071戦目。川原正一(5070勝)、木村健(3391勝)、田中学(3220勝)に続いて兵庫では現役4人目の達成となった。

 ウィナーズサークルでは木村健、大柿一真、西川進也、笹田知宏、杉浦健太のジョッキー仲間がボディーランゲージで「2000!」の文字を作って祝福。多くの関係者の笑顔が先輩、後輩から慕われる下原の誠実な人柄を表していた。「残り10勝を切ってから2着が多かったです。騎手デビューから目標にしていた数字ですが、難しいものだと感じていました」と笑顔を見せる。1998勝で迎えたこの日、3Rのショウナンライム、6Rのキングタイドと1番人気で連勝して節目の記録達成にホッとしていた。

 2000勝以上の騎手が争うゴールデンジョッキーカップ(注1)に今年こそ出場したかった。だが、昨年までの12月から今年は9月に開催時期が変更されたため、わずかに勝ち星が足りなかった。「出たかったです。皆さん本当に、うらやましい存在です。前日は『乗りたいな』と思って見ていました」とあこがれの舞台に思いをはせていた。GJCの翌日に念願の出場権を獲得し、来年こそは名人戦で腕を奮うつもりだ。

 昨年3月に急死した寺嶋正勝調教師(注2)の教えを守りながら、一歩ずつ階段を上がってきた。昨年は212勝を挙げ、自己最多の勝ち数。今年は昨年を上回るペースですでに176勝を挙げ、兵庫リーディングを独走(2位の川原正一は139勝)している。「(騎手時代に2457勝の)寺嶋先生に少しは近づけたかなという気持ちです。もっとうまくなりたいです。次の大きな目標に向け、できるだけ多くの期待に応えられるように頑張っていきたいです」と気合が入る。天国の師匠に最高の報告をするため、初の年間リーディング獲得へ、さらに勝ち星を積み重ねていく。(内尾 篤嗣)

 (注1)園田競馬場で毎年、開催されているベテラン騎手の祭典。GJCと略される。3レースによるポイント制で優勝を争う。1位の騎手には100万円、2位は50万円、3位は30万円が贈られる。今月7日に開催され、地元兵庫の田中学が12年以来、2度目の優勝。2位には的場文男(大井)、3位は山口勲(佐賀)だった。

 (注2)下原理の師匠。1968年に大阪の春木競馬場で騎手デビューし、74年に兵庫に移籍。騎手時代は通算2457勝を挙げた。昨年3月10日、急性心不全により63歳で死去。園田金盃、報知オールスターカップ制覇のオオエライジンなどを管理した。調教師として通算628勝。

最終更新:9月8日(木)18時12分

スポーツ報知

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