ここから本文です

北海道シリーズで2年連続勝ち越し!関東馬の反撃は続くか

スポーツ報知 9月8日(木)18時35分配信

 夏の北海道シリーズは4日で全日程を終了。昨年、1988年以来、27年ぶりに東西対決で勝ち越した関東馬は、今年も145勝を挙げて関西の143勝を上回った。2年連続の勝ち越しが意味するものは何か。その中身を分析した。(椎名 竜大)

 2016年の北海道シリーズは、6月18日から12週間にわたって行われた。関東馬は函館で66勝(関西は79勝)と劣勢だったが、札幌で79勝(関西は64勝)を積み上げ、逆転に成功。わずか2勝差ではあったが、15年(関東151勝、関西138勝)に続いて関西を上回った。1989年から2014年まで、26年間続いた“西高東低”を考えれば、パワーバランスが変化しているのは明らかだ。

 重賞は3勝。関西の4勝には及ばなかったが、札幌記念、函館記念の両記念レースをネオリアリズム、マイネルミラノが制覇。リッカルドは重賞初挑戦でエルムSを制した。準オープン以上では13勝を挙げ、関西の8勝を圧倒。昨年もそうだったように(関東13勝、関西9勝)、高額条件での活躍が全体の底上げにつながっている。

 調教師別では、堀(8勝=北海道リーディング2位、勝率29・6%)、藤沢和(6勝=同6位、勝率12・2%)の関東ツートップに加え、43歳の木村(5勝=同9位、勝率29・4%)、43歳の伊藤大(5勝=同10位、勝率25・0%)、41歳の和田郎(4勝=同19位、勝率28・6%)など、若手調教師が軒並み高い勝率を記録。勝率トップ(地方所属除く)の37・5%を記録した67歳のベテラン伊藤正を含め、上位6人中5人を関東勢が占めた。

 高い勝率とリンクするのが、トップジョッキーへの積極的な騎乗依頼だ。関西所属で札幌開催リーディングに輝いたルメールや、3週間の短期免許で猛威を振るった香港のモレイラを、昨年に続いて多用。前者は18勝中12勝を、後者は17勝中10勝を関東馬で挙げた。また16勝中13勝を関東馬でマークした吉田隼、同様に12勝中11勝が関東馬だった勝浦など、関東所属の騎手は自分の持ち場でしっかりと存在感を示した。

 僅差の勝ち越しとはいえ、昨年から続く関東馬の攻勢の足音が、はっきりと確認できる北海道シリーズだったのではなないか。この勢いを秋のG1シリーズにつなげていくのか、関西勢がそうはさせじと立ち向かうのか。今週末からスタートする秋競馬では、これまで以上に東西の熱い戦いに注目したい。

【関連記事】

最終更新:9月8日(木)18時35分

スポーツ報知

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]