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手倉森氏が代表コーチに復帰…ハリル監督パイプ役かつ代役も

スポーツ報知 9月9日(金)6時5分配信

 サッカー男子のリオ五輪代表監督を務めた手倉森誠氏(48)が、18年W杯ロシア大会を目指して最終予選を戦う日本代表のコーチに復帰することが8日、決まった。この日、都内でバヒド・ハリルホジッチ監督(64)と会談し、決断した。15日の日本協会理事会を経て正式決定する。

 手倉森氏は14年のW杯ブラジル大会後、8月からアギーレ前監督の下、A代表のコーチを兼任していたが、昨年10月以降は五輪を目指すチームに専念していた。過去、五輪を率いた日本人指揮官は大会後、いずれも協会を離れた。手倉森氏も指導者経験を積むため、中国など海外での活動も視野に入れていた。しかし、90分間の話し合いの結果、「ここで抜けたら今までと同じ。五輪の経験がぶつ切りになるし、A代表につなげる」と翻意。ハリル監督にパイプ役などを託され、「最終予選でこれまでになく厳しい船出(1勝1敗)をした日本代表に、いい風を吹き込みたい」と意気込んだ。

 日本は過去2敗してアジア予選を突破した例がなく、正念場が続く。最大の役割は、気難しい性格の外国人監督と選手の調整役だろう。五輪後も選手の個人的な相談を受けるなど、人望がある手倉森氏は「ハリルは選手に厳しく接するが、ショック療法だけじゃいけない選手もいる。それを見抜いてフォローしたい」という。日本人コーチの必要性を訴えていたハリル監督は「国内の代表候補と常に情報を交換してほしい」と要請した。会談後には、さっそくA代表のスタッフ会議にも参加。10日には仙台―横浜M戦(ユアスタ)を視察する。

最終更新:9月9日(金)6時5分

スポーツ報知