ここから本文です

日本のインディーゲームシーンに密着したドキュメンタリー作品 『Branching Paths』

SENSORS 9/8(木) 19:00配信

近年国内外で注目が集まり、規模が拡大するインディゲーム・シーン。2013年から2015年の2年にわたり、日本のインディーゲーム・シーンに密着したドキュメンタリー作品 『Branching Paths』が、2016年7月29日から公開された。本作は日本国内のシーンを初めてまとめた作品で、公開方法も独特でSteam/PLAYISMによる配信となる。

【画像5枚+1動画】SENSORS:「日本のインディーゲームシーンに密着したドキュメンタリー作品 『Branching Paths』」画像一覧

デジタルツールの普及によって、個人でものづくりをすることが加速したメイカームーブメントのように、ゲーム制作においても個人や小規模の開発チームで独創的なアイデアに基づいた作品が増えて、国内外で話題となっている。
近年、ゲームを販売するプラットフォームの変化があり、スマートフォンのアプリケーションはもちろんのこと、SteamやPLAYISMなどのダウンロード配信・販売の経路ができたことによって、個人で制作したゲームを世に送り出すことが可能になった。 その状況をまとめたドキュメンタリー作品『Branching Paths』の監督であるフランス人のアン・フェレロ氏に現在ならではのゲームのありかたについて訊いた。

--まず、ゲームの配信サイト「Steam」「PLAYISM」を使ってドキュメンタリー動画を販売しているという、リリース方法が独特ですね。

アン:色々な理由があるんですが、海外で作られたゲームをテーマにしたドキュメンタリーは、クラウドファウンディングのサイトkickstarterで募金をしてから製作することが多いです。この作品は、kickstarterを使わずに自分で始めたことが理由です。オンラインのゲームソフト配信サイトSteamやPLAYISMが昔からゲーム系のドキュメンタリーを販売しているので、パブリッシャーを通して配信しています。そろそろVimeoでも有料配信されます。iTunesなどの普通のプラットフォームも検討中ですが、パブリッシャーが大きくないと難しいですね。
今はゲーム好きの人にしか届いていないのですが、ワイドなターゲットに届くようにしたいので、インディーゲーム系のイベントで上映しています。オースティンのインディーゲームのコミュニティで上映したり、アメリカの大きいゲームイベントなど。他は韓国、イスラエル、カナダ、フランス。イタリア、台湾は検討中です。

--ゲームのプラットフォームで、他に動画を配信している方は多いんですか?

アン:基本的にはゲームについてのドキュメンタリーが多いです。有名でないものも含めたら、20~30作品あります。昔、日本のアーケードゲームついての動画が一本ありましたが、日本のインディーゲームドキュメンタリーはありませんでした。

1/2ページ

最終更新:9/10(土) 13:37

SENSORS

なぜ今? 首相主導の働き方改革