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敦賀気比・林中勇輝、大学での成長誓う U-18から凱旋、経験が刺激に

福井新聞ONLINE 9/8(木) 8:32配信

 野球のU-18(18歳以下)アジア選手権で、日本の優勝に貢献した林中勇輝内野手(福井・敦賀気比高)、投手担当コーチを務めた東哲平監督(同)が7日、福井県敦賀市の同校に凱旋(がいせん)した。全6試合に先発出場し、大会最多の11打点をたたき出した林中は「あれほど勝ちたいと思ったことはなかった。高校最後に笑って終われて良かった」と余韻に浸った。

 自慢のバットがアジア相手にも火を噴いた。大舞台にめっぽう強い林中は、大会最多の11打点、打率4割9厘をマーク。「甲子園で活躍した周りの選手に負けたくなかった。初球から振っていけたことが結果につながった」と胸を張った。

 7月の県大会初戦の2回戦で涙をのみ、夏の甲子園は逃したが、1年生から中軸を担った不動のレギュラー。昨年春のセンバツではサヨナラ打を放つなど北陸勢初の全国制覇に貢献した。

 大会は金属バットではなく木製だったが、抵抗はなかった。1次リーグ初戦で3安打2打点。自信が確信に変わったのは2戦目の地元台湾戦。四回に左前適時打を放ち、「いけると思った」。

 決勝の相手は再び台湾。地元ファンの大声援が響くアウェーの雰囲気にも「逆に試合に集中できた」。六回1死無走者。右下手投げの相手投手に苦戦したが、追い込まれてからノーステップに切り替え、粘って四球を選んだ。これが決勝点を呼び込んだ。

 高校卒業後は、大学に進学する予定。「自信にもなったけど、プロに行きそうな選手は体つきはもちろん、スイングスピードや力が全然違った」と課題も見えた。「大会中はみんなに追い付こうと必死だった。でも次は追い越したい。大学に入って成長した姿をみせたい」と林中。代表で戦った経験が大きな刺激になったようだ。

福井新聞社

最終更新:9/8(木) 8:32

福井新聞ONLINE