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JR浦上駅EV設計固まる

長崎新聞 9月8日(木)9時23分配信

 JR長崎線の連続立体交差事業に伴い改修中の浦上駅(長崎市川口町)で、本年度末までに設置するエレベーター(EV)の設計が固まった。県長崎振興局都市計画課は「少しでも早く設置できるようにJR九州と協力し、工事を進めたい」としている。

 浦上駅をめぐっては、同事業に伴い、昨年5月から車いすで利用できない状況が続いていた。県は県身体障害者福祉協会連合会の指摘を受け、EVの設置を検討。設置する来年3月末までの代替手段として、県は今年4月、車いす利用者を人力で運び、階段の上り下りを助けるサービスを導入していた。

 設置するEVは、諫早駅にあるEVと同タイプ。11人乗りで駅舎側と仮設ホーム側に1台ずつ設ける。駅舎側の階段上り口の右側にEVにつながる通路を新設。渡線橋に移動し、ホーム側に設置するEVに乗り換え、ホームへ移動することができる。

 EV設置は、JR長崎線の連続立体交差事業の一環として実施する。9月12、13日に歩道橋を撤去。JR九州によると、具体的な工事の着工日や利用開始時期は未定という。

 環境改善を求めてきた県身体障害者福祉協会連合会の土岐達志会長は「関係機関が多く、簡単に解決できない問題と思っていたが、予想以上に早い設置となった。障害者が不利益を被ることはあってはならない。不平等、不公平に対し、今後も声を上げていきたい」と話した。

長崎新聞社

最終更新:9月8日(木)9時23分

長崎新聞