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「受動喫煙」対策 日本は世界で1番遅れている

AbemaTIMES 9月7日(水)14時33分配信

(C)AbemaTV

他人のタバコの煙を吸い込む受動喫煙の環境にいる人は、そうでない人に比べ肺がんになる可能性がおよそ1.3倍高いことがわかった。国立ガン研究センターは家族や職場の同僚など周りに喫煙者がいて受動喫煙をしていると自分で吸っていなくても確実に肺がんになる危険性があるとする研究結果を明らかにした。受動喫煙をしていない人に比べるとおよそ1.3倍のリスクがあるようだ。

今回の結果を踏まえガンセンターは、日本人のガン予防法の文言の変更にまで踏み込んだ。「他人のタバコの煙をできるだけ避ける」から「できるだけ」を削除して「避ける」にし、受動喫煙の防止を努力目標から明確な目標とした。ガンセンターの研究結果を受け、厚生労働省はたばこ白書を取りまとめた。15年ぶりに改定された白書では、日本の受動喫煙対策は「世界でも最低レベル」とし、屋内の全面禁煙を目指すことが盛り込まれた。ガンセンターは受動喫煙対策について、2020年の東京オリンピックまでに国民運動として進めていきたいとしている。

このことを受け日本禁煙学会理事長であり東京脳神経センター脳神経内科医でもある作田学氏は、「受動喫煙により肺がんは30%、心筋梗塞や脳梗塞は25%増える。そもそも受動喫煙は1人の喫煙者が無風の状態で吸うと7メートルの範囲に広がる。この分野に関して日本は世界で1番遅れている国だ」と述べた。

4年後に控えるオリンピックを踏まえ、会場に関しては過去、北京五輪・ロンドン五輪・リオ五輪は完全に罰則を用いて吸わないようにし屋内は完全禁煙としていたが、次回の開催国日本はいまのところ罰則も設けておらず禁煙または分煙で対処するとしている。2020年東京五輪に向け今後の動きに注目が集まる。

最終更新:9月8日(木)15時44分

AbemaTIMES

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