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「麻雀」で入社?変わった就職試験に注目が集まる

AbemaTIMES 9月7日(水)14時52分配信

(C)AbemaTV

東京・飯田橋のとある雀荘。どこからどう見ても麻雀で遊んでいるように見える、社会人というには少し若く見える人たち。実はこれ、ただの麻雀ではなく就職試験なのだ。

8月も残りわずかとなり、来年春の就職を目指す学生にとってはラストスパートとなる中、東京都内の会社が麻雀で入社試験を実施し話題となっている。

このユニークな入社試験を考案したのは、人材採用のコンサルティング会社カケハシ スカイソリューションズ・中西啓氏だ。

「麻雀というゲーム自体が戦略が必要なもので、空気も読まなければならない。能力の高い人ほど活躍しやすいというのが、この入社試験を考案した理由の一つだ」

そう述べた中西氏が、麻雀による試験を始めたのは4年前。今では数社が取り入れており、その日は3社が参加した。

参加した企業の採用担当者は「やっぱり少し変わった人の方が、これから輝く可能性があると思った。」と述べており、また参加した学生は「こういった試験があると、就活が楽しくなる。」と述べたことから、両者ともに麻雀による就職試験への期待の高さがうかがえる。

これに対し、臨床心理士の矢幡洋氏は「普通の試験にはない、全体の状況を見ることや戦略を組み立てる必要がある点で非常に有意義な方法だと思う。こういったスキルの方が実際のビジネスでは必要とされるだろう。一方で、最初に配られる牌によって公平、不公平が決まってしまうという問題もある」と心理的観点から述べた。

また、千葉商科大学専任講師の常見洋平氏は「これには論点が3つあり、1つはいかに素の部分を見るか、もう1つは今までになかった人材をいかに取るか、そして最後は採用活動をいかに話題にするかである。ただ、これによって結局優秀な人材は得られたのかということと、試験の様子を見る限り麻雀の特性を生かしきれてないというのが問題だ。勝敗をみるのではなく、その間のプロセスを見なければならない」と、この試験を企業側の観点から述べた。

もちろん、麻雀だけで採用が決まるというわけではないが、企業側も学生側も緊張から解放されて、素に近い姿をみせることができる就職試験。もちろん、これだけで採用が決まるというわけではないが、普通では分からない就活生の才能を見つける新しい方法に注目が集まる。

最終更新:9月7日(水)14時52分

AbemaTIMES