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場所取らず少ない騒音...再エネ推進 伊達・霊山に小型風力発電

福島民友新聞 9月8日(木)10時24分配信

 信夫山福島電力が国内初導入した小型風力発電機。伊達市霊山町に設けられ、7日から売電が始まった。関係者は小型風力の「利点」に着目し、再生可能エネルギーの普及を目指す。

 同社によると、小型風力には(1)狭い場所でも設置できる(2)騒音が少なく環境に優しい(3)建設期間が短い―などの利点があるという。

 小型発電機は、プロペラ部分でつくる円の直径が13.1メートル、支柱の高さ20メートル、最大出力19.5キロワット。

 大型風車と比べ支柱の高さは4分の1程度だが、風向きに自動追従したり、風速に応じて翼を制御する装置を設けることで、効率的に電気を出力できる。騒音は45デシベル程度。同社は「静かな住宅街と同じレベル」としている。

 小型発電機は、同市霊山町の見城坂工業団地にある東北コンクリート(河野安明社長)敷地内に設けられた。東北コンクリートが売電事業を担う。売電先は東北電力。

 セレモニーで、ふくしま未来研究会の佐藤勝三代表理事は「福島を再生可能エネルギーの先進地にしたい」、河野社長は「地域の再生可能エネルギーのシンボルにしたい」とあいさつした。福島民友新聞社からは五阿弥宏安社長が出席した。

 信夫山福島電力は来年末までをめどに、小型風力発電設備を300基程度建設することを目指す。建設先は本県や東北地方各地、北海道など。風が吹きやすい高原や海沿いでの設置を想定している。

福島民友新聞

最終更新:9月8日(木)10時24分

福島民友新聞