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新大工町市場組合が解散へ

長崎新聞 9月8日(木)9時23分配信

 長崎市の新大工町市場を運営する長崎市新大工町市場協同組合(松川健治組合長)が、所有する土地と建物の売却に伴い、解散する方針であることが7日、分かった。同組合では今後解散手続きに入るが、市場は来年の3月末までは営業が可能という。

 同組合は、各店主の高齢化や老朽化したビルの維持管理費の負担などを理由に、所有する土地と建物を総合不動産業の穴吹興産(高松市)に売却。売買契約は8月28日付。松川組合長によると、売却金を組合員に配分するため組合の解散が必要になるという。

 関係者によると、市場は来年3月末までの営業継続が可能なため、今後、同組合側は内部で協議を進め、市場の閉店や組合の解散時期を決める方針。

 新大工町市場は1949年に開設され、現在の店舗数は23。最盛期は30店舗が軒を連ね長崎市民の台所として多くの買い物客でにぎわったが、2014年の長崎玉屋の閉店などで客足が減少していた。

 幼少期から市場に通っていたという、長崎市馬町の自営業、武藤博丈さん(63)は「肉や鮮魚などここでしか買えない物があり、とても残念。今後、別の場所で営業を続ける店舗があればそこに通いたい」と語った。

長崎新聞社

最終更新:9月8日(木)9時23分

長崎新聞