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広島・神石高原町がトマト選果場を刷新 出荷量増対応、17年夏稼働

山陽新聞デジタル 9月8日(木)21時20分配信

 広島県神石高原町は、2016年度中にトマト団地「陽光(ひかり)の里とよまつ」(中平)の町営選果場の設備を刷新、拡充する。老朽化に加え、出荷量の大幅増が見込まれるため、処理能力を現在の1・6倍の年間1600トンにアップ。17年夏の稼働を目指す。

 同町は県内有数のトマト産地で、選果場は指定管理者のJA福山市が運営。15年度は45戸が計約9・6ヘクタールで栽培し、1084トンを出荷。16年度にはトマト栽培の新規就農者を育成する初の研修事業を町がスタートしたほか、ここ数年で就農した農家も経営が軌道に乗り栽培面積拡張の動きがあることから、20年度には年間1600トンの出荷を見込んでいる。

 こうした状況を受け、選果場(鉄骨2階延べ約2070平方メートル)に約20年前に導入した選果レーンを新機種に更新し、レーン数を2から4に倍増する。また、大量入荷に備えて一時的に保管する保冷貯蔵庫2基(最大収容量計64トン)を新設する。

 今季の出荷終了後の17年1月に着工し、3月に完成予定。事業費は3億7400万円。国の産地パワーアップ事業補助金を活用する。

 町産業課は「農業は基幹産業。生産者が安心して出荷できる体制を整えたい」としている。

最終更新:9月8日(木)21時20分

山陽新聞デジタル