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認知症女性を保護、高校生5人に感謝状 交通量多い道路のそば、猛暑で功労

佐賀新聞 9月8日(木)11時34分配信

 認知症の高齢女性を保護し、警察署まで送り届けたとして神埼署(川久保正文署長)は2日、神埼清明高の男子生徒5人に感謝状を贈った。現場は交通量の多い道路のすぐそばで、当日の日中は気温が高く、翌日は大雨が降った。同署は「人命救助につながる功労」と5人の行動をたたえた。

 感謝状が贈られたのは熊丸司紀(かずき)さん(17)、本村将彪(まさとら)さん(18)、森嵩真(しゅうま)さん(17)、牟田晶範さん(18)、原一希さん(18)=いずれも3年。

 8月27日夕、学校帰りに駅に向かっていた5人は神埼中の近くで女性に声を掛けられた。警察署の場所を尋ねられたが前後の会話や受け答えの様子がおかしかったため、付き添って送り届けることにした。うち2人は先に自転車で署に向かい、警察官に事情を説明する対応も取った。

 贈呈式で川久保署長は「行方不明事案になる恐れもあり、思いやりのある行動に感謝します」と謝辞を述べた。代表して本村さんが「人助けにつながったことが何より」と話した。生徒たちは「放っていく訳にはいかなかった」といい、「ただ、自分一人だったらできなかったことかも」と仲間との協力を振り返った。5人は神埼清明高も表彰するという。

最終更新:9月8日(木)11時34分

佐賀新聞