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クリープハイプ ニューアルバム『世界観』 各曲に込めた思い

TOKYO FM+ 9/8(木) 18:00配信

クリープハイプが9月7日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、同日リリースしたばかりのニューアルバム『世界観』の収録曲について聞きました。

ボーカル・ギターの尾崎世界観さんが小説「祐介」を発表し、クリープハイプとしては、8月にドラマ「そして、誰もいなくなった」(日本テレビ系)の主題歌「鬼」をリリース、そして満を持してこの日、1年9ヶ月ぶりのニューアルバム『世界観』が届きました。

――『手』

とーやま校長「この曲からアルバムがスタートするじゃないですか。言い方はおかしいかもしれないんですけど、ちょっとズルくないですか?」

尾崎「どんな手を使ってでも売りたいんですよ(笑)」

とーやま校長「このアルバムの前にリリースしたシングル『鬼』があって、色でいうと薄紫色っぽい所から始まっていくと勝手に想像していたんですよ」

小泉「『手』は何色なんですか?」

とーやま校長「『手』は……ステキ! ステキ色!!」

尾崎「この曲、いい曲ですよね。一番最後に録ったんですよ。今回、色んなことをやっていたので歌詞が全然出来なくて。この曲って、中学生の時に両親とあまり話したくないみたいなクリープハイプのど真ん中の曲じゃないですか。ひねくれたことをやり過ぎて歌詞を書くのが照れちゃって、こういう曲に歌詞を乗せるのが出来なくて、ギリギリまで歌を録りながら書いていましたね」

とーやま校長「そこを突き抜けた瞬間があったんですか?」

尾崎「そうですね。色んなことをやろうと思えて、それがハマっていって……。結局、変なことやっているだけじゃダメじゃないですか。最後にこの曲を録れてアルバムの1曲目って決めた時にイケるなって思いましたね」

とーやま校長「クリープハイプ先生の楽曲に『手と手』という曲がありますが、これはなにか関係があるんですか?」

尾崎「『手』は、『手と手』の続編なんです。『手と手』が離れて『手』になったという悲しい話なんですけど、そこから始まるというのもクリープハイプらしいなと思うので、良い幕開けだなと思いますね」


――『けだものだもの』

尾崎「ここまでエグく書いたのは久しぶりでした。昔はよくやっていたんで気持ちよかったです。小説を書いていたのがデカかったですね」

とーやま校長「小説を読んでいてもちょっと目を覆いたくなるような所とか、痛いって感じるような気持ちがイントロのギターの部分にドンピシャだなって感じて」

尾崎「あのフレーズ、僕が考えたんです」

とーやま校長「尾崎先生が急にドヤ顔(笑)。でもこのイントロはすごくザワザワするし、不気味で不穏な感じがしますね」

尾崎「気持ち悪い感じですよね。でも、身に覚えがあるなぁっていう感じにしたかったんです」


――『テレビサイズ(TV Size 2’30)』

とーやま校長「2分半ちょうど! 炸裂ですね!」

尾崎「ちょっと勢いつき過ぎちゃって時間余っちゃったから、途中“あ……あ……”って言いながら待っているんですよ。気合い入り過ぎて、テレビサイズを通り越しちゃったんです。削ってなかったんですよね(笑)。あと、情けない話なんですけどまだ口が回らなくて……。どうしても難しい。アナウンサー学校に通って練習します!」

とーやま校長「明日の新木場STUDIO COASTのライブではどうですかね?」

尾崎「いや~本当に頑張ります!! 最悪口パクで行きます(笑)」


――『5%』

あしざわ教頭「僕、この曲がすごく好きなんです。僕の頭の中で勝手に主人公がいて、そいつがどうにも情けない奴で、好きな奴がいるんですけどあと一歩の溝が埋まらない。それがこの『5%』というものなのかなって勝手に思ったりしていて。あの届かない感じ、なんなんでしょうね」

尾崎「常にそうですよね。どんなに幸せなことがあって何をしていても、そこの隙間が空いているから続けていけるというか」

とーやま校長「この曲は、アルバム『世界観』の初回盤に収録されている短編映画『ゆーことぴあ』の主題歌でもあるじゃないですか。今の話を聞いていて、ものすごくマッチしていますよね!」

尾崎「映画を作った時に、“最後どうする?”っていつも一緒にやっている松居大悟監督に言われて、『5%』はどうかって言ったら、この曲がすごく好きだって言って使ってくれたんです。最後のシーンの時にこの曲が流れるんですけど、その時にこの曲を作って良かったなって思いましたね」

とーやま校長「映画の内容もすごくて。My Hair Is Badの椎木知仁さんが出演されているんですけど、途中、隠し撮りしてるのかってくらい演技に見えなくて。すごいですよね!」

小川「すごい自然で、本当に“祐介”って感じがしましたね」


――『バンド』

とーやま校長「この曲がアルバムのラストを飾るわけですけど、最高のラブソングですね」

カオナシ「ここで聴いて初めて気が付いたんですけど、この曲ってクリープハイプの“半径3mの社会の声”だったんだなって気が付きました。ありがとうございます」

とーやま校長「ずっと尾崎先生は声を聴く側だったわけですけど、こうやって曲として、ここに詰まっていたんですね。『ありがとう』っていう黒板の言葉も、SCHOOL OF LOCK! や、生徒に向けて言ってくれていたとは思うんですけど、メンバーの皆さんへの言葉でもあるんじゃないですか?」

尾崎「……察してください(笑)。無事に作品が出て良かったですね!」

とーやま校長「俺が言ったらアレですけど、変なバンドだし言っちゃいけない事を歌にするし。でも、なんやかんやいって本当に良いバンドですよね!」

尾崎「本当にね、余計なことを言ったりして遠回りもしたんですけど、ここに辿り着いたっていうのは本当に良かったですね。早くみんなの前でこの曲を歌いたいですね!」


番組では、ニューアルバム『世界観』の半径3mのライナーノーツを募集中です。このライナーノーツはクリープハイプの公式WEBサイトにも掲載。さらに、ライナーノーツを送ったリスナーから1名をクリープハイプのツアー「熱闘世界観」にライブレポーターとして招待します。応募の締め切りは9月25日(日)24時までです。詳細・応募は「SCHOOL OF LOCK!×クリープハイプ 『世界観』半径3mのライナーノーツ」特設サイト(http://www.tfm.co.jp/lock/2016/sekaikan/)まで。

最終更新:9/8(木) 18:00

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