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佐賀駅前コンベンション構想、市とJA協議難航

佐賀新聞 9/8(木) 14:49配信

 佐賀市がJR佐賀駅周辺の活性化策として駅南側への設置を検討してきたコンベンション機能を持つ複合施設を巡り、土地を所有するJA佐賀市中央との協議が難航していることが7日、分かった。複合施設を含めた街づくりの考え方に違いがあるとみられ、昨夏の計画浮上以来、話し合いを続けてきたが進展していない。市がコンベンション整備構想そのものを見直す可能性も出てきた。

 複合施設の予定地は、駅前中央1丁目の約1ヘクタールで、現在、西友佐賀店が借りて駐車場に利用している。市とJAは、数年前から予定地の利活用に関する協議を始めた。

 複数の関係者によると、市側は、民間が複合施設を建設し、内部に市が大規模会議を開催できるコンベンション機能を整備する考えを示していた。話し合いを進める中で、どのようなテナントを入れるかなど複合施設や街づくりの考え方を巡り、市とJA側との考え方に違いが生じ、協議が行き詰まったとみられる。

 秀島市長は2013年10月の選挙公約に「コンベンション整備」を掲げ、昨年9月議会で整備について「不退転の決意」と明言していた。秀島市長は佐賀新聞社の取材に対し、「すべて順調にいっているわけではない」とした上で、「協議をスタートしてかなり時間が経過した。当初の構想を進められるか、再考する必要が出てくるかもしれない」と述べた。

 一方、JA佐賀市中央の山下次男常務理事は「考え方に違いはあったが、市とは話し合いを進めている最中だ。なぜ協議が難航しているという話が出るのか分からない」と協議継続を強調した。両者の認識にずれが生じている。

 市は昨年4月に佐賀駅周辺整備構想推進室を設置し、基本構想作りを進めてきた。秀島市長は市長選公約で「新幹線開業に合わせ、佐賀駅前に大型コンベンション施設の建設を民間資本中心で進める」としている。

最終更新:9/8(木) 14:49

佐賀新聞