ここから本文です

初戦からエンジン全開!勢いに乗れるかがカギ ~車椅子バスケットボール展望~

カンパラプレス 9/8(木) 21:01配信

 2013年、及川晋平ヘッドコーチ(HC)が男子日本代表の指揮官に就任し、新体制を発足して以降、車椅子バスケットボール男子チームが目指してきた舞台が、ついに幕を開ける。パラリンピックにおける過去最高の成績は、2008年北京大会の7位。今回は、それを上回る6位以内を目指す車椅子バスケットボール男子日本代表の戦いに迫る。

トルコとの初戦をピークに

 どの相手にも勝つ可能性がある。そういうチームに仕上がったという自信があります」
 8月24日、千葉ポートアリーナで行われた国内最後の強化合宿で、及川晋平ヘッドコーチはそうチームの手応えを語った。その表情に、一切の迷いはなかった。「すべての準備を整え、満を持してリオに臨む」。もう、すっかり指揮官の腹は据わっているように思えた。

 車椅子バスケは、競技初日から予選リーグが行われる。5試合を戦い、上位4カ国が決勝トーナメントへ進出。5位以下は、順位決定戦にまわることになる。日本は予選でトルコ、スペイン、オランダ、カナダ、オーストラリアと対戦する。

 まず目指すべきは、4年前のロンドンパラリンピックで叶わなかった決勝トーナメント進出だ。その鍵を握るのが、初戦のトルコ戦。「我々は、初戦にピークを持っていきます」と及川HC。白星発進でチームに勢いを乗せらるかどうかが最大のポイントとなると見ている。

 どんなに強いチームや選手も、初戦の入り方は難しいものだ。特にパラリンピックのように、4年に一度しかないと考えれば、緊張感は他の大会の比ではなく、スタートでつまづけば、そのまま力を発揮できずに終わるケースも決して少なくない。だからこそ、初戦からエンジン全開でいくつもりだ。

 トルコは、昨年の欧州チャンピオンシップでは決勝でイギリスに敗れはしたものの、準優勝でリオの切符を掴んでいる。日本が9位に終わった2014年の世界選手権でも銅メダルを獲得している強豪だ。

 高さのあるハイポインター2人をいかに抑えて、インサイドで仕事をさせないかがポイントとなる。日本が武器とするトランジションの速さで、早めに流れを引き寄せたい。

1/2ページ

最終更新:9/9(金) 18:23

カンパラプレス