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廃炉に向けデブリ分析拠点着工 福島第1原発西側、日本原子力研究開発機構

福島民友新聞 9月8日(木)11時47分配信

 東京電力福島第1原発の廃炉に向け、溶け落ちた核燃料(デブリ)の処理方法の研究や技術開発を進める「大熊分析・研究センター」について、日本原子力研究開発機構(JAEA)は7日、大熊町の第1原発西側の近接地で建設に入った。

 センターは全3棟で構成される。JAEAは、技術者と職員が駐在して、事務室や会議室を備える施設管理棟から段階的に建設を進める。来年度に完成予定の施設管理棟では放射性物質を扱わない。鉄筋コンクリート造り4階建てで、延べ床面積約4600平方メートル。

 JAEAは残りの2棟のうち、低線量がれきや焼却灰を分析する第1棟について、原子力規制委員会の認可を得られれば、年内にも着工、2019(平成31)年度の稼働を見込む。

 デブリや高線量がれきを扱う第2棟については、21年12月までの運用開始を目指す。

 安全祈願祭と起工式が7日、現地で行われ、児玉敏雄JAEA理事長、高木陽介経済産業副大臣、長沢広明復興副大臣、畠利行副知事、渡辺利綱大熊町長らがくわ入れした。

福島民友新聞

最終更新:9月8日(木)11時47分

福島民友新聞