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錦織に惜敗のマレー落胆「勝たなければいけない試合だった」<男子テニス>

tennis365.net 9月8日(木)13時20分配信

全米オープン

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・マレー(英国)は第6シードの錦織圭(日本)に6-1, 4-6, 6-4, 1-6, 5-7で惜敗し、ベスト4進出とはならなかった。

【錦織ら全米オープン対戦表】

マレーは、セットカウント2-1とリード。迎えた第4セットの第3ゲーム、錦織のサービスゲームでは30-40とブレークポイントを握ったところで、屋根を閉じたアーサー・アッシュ・スタジアムに大きな鐘の音のような音が響き、プレーのやり直しとなった。

そのポイントを失い錦織にサービスゲームをキープされたマレーは、不満を露にして主審と大会レフェリーと揉める一幕があった。

プレーのやり直しを強いられたマレーは、その決断に不満。

「全く同じ状況。だから言ったじゃないか」と主審に詰め寄ると、大会レフェリーにも「これはフェアじゃない」と感情を露にしていた。

2012年に全米オープンを制しているマレーは、そのゲームを含め7ゲームを連続して失う結果となり、第4セットをゲームカウント1-6で失う。勝敗を決めるファイナルセットもゲームカウント0ー2と錦織にリードされてしまった。

この試合前にも似たような音が、このスタジアムのスピーカーから出ていた。それは5日に行われたA・コニュー(クロアチア)とA・ラドワンスカ(ポーランド)の女子シングルス4回戦にも起きた。

全米テニス協会から7日に発表されたところによると、デジタル・オーディオ・サウンド・プロセッサーがその音の原因で、交換されたはずだった。

マレーはファイナルセットのゲームカウント2-4から3ゲームを奪い、5-4とリードする底力を見せ、勝利まであと1ゲームへ迫った。

しかし、高い集中力を維持していた錦織は続くゲームをサービスキープ。ゲームカウント5-5、マレーのサービスゲームでは30-30からのポイントで痛恨のダブルフォルトを犯して錦織にブレークポイントを与えてしまった。

次のポイントでは、ネットへ出た錦織が、マレーのショットへ飛びついてフォアハンド・ボレーを決め、再びリードを奪った。

マレーは怒りからネットへラケットを叩き付けたが、錦織のサービング・フォー・マッチをキープされ、キャリア・ベストの7大会連続での決勝進出の夢は絶たれた。

「勝たなければいけない試合だった」と語るマレー。

「勝利に必要なだけのブレークは奪っていた。ただ、勝利に必要なだけのサービスをキープ出来なかった。それが勝敗を分けてしまった。もっと上へ勝ち上がりたかったが、今日はそれを許してくれなかった」と敗因を分析。

マレーはここまで、27試合中26試合で勝利を飾っていた。それには7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の優勝と、先月のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で2大会連続の金メダル獲得も含まれている。オリンピックでマレーは準決勝で錦織をストレートで下していた。

一方、勝利した錦織は準決勝で、第3シードのS・ワウリンカ(スイス)と2009年の全米オープン覇者のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の勝者と決勝進出をかけて対戦する。

(STATS - AP)

tennis365.net

最終更新:9月8日(木)18時42分

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