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竹富町、給付型奨学金を創設 卒業後に町内で就職条件

沖縄タイムス 9/8(木) 8:00配信

 【竹富】竹富町は、町内で不足している幼稚園教諭や保育士、保健師などの確保に向け、大学や専門学校への進学者を対象に、返済義務のない給付型の奨学金制度を創設することを決めた。支給は月額5万円。卒業後に町内で就職することが条件で、同様の制度は県内初という。

 早ければ年内に募集を始め、2017年度からの実施を目指す。町議会9月定例会に条例案を提出する。九つの有人島からなる町は高校がなく、中学卒業後は進学で島を離れる。卒業後に島へ戻り就職する人は少なく、保育などの有資格者が慢性的に足りない。

 奨学金の財源は町の人材育成基金などを活用。17年度は若干名募集する予定。

 応募資格は本人か保護者が町内在住の新卒者か既卒者で、経済的な理由で学資金の支払いが困難と認められる人。進学先は問わないが、卒業後すぐ町内で働くことを原則としている。大田綾子教育長は「15の春で島を出た子どもたちが古里に帰る機会にもなる。結果的に町の人材確保につながれば」と期待した。

最終更新:9/8(木) 10:50

沖縄タイムス