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中国企業の「和歌山」に異議

紀伊民報 9月8日(木)17時1分配信

 中国でアパレル分野に「和歌山」「WAKAYAMA」の2件の商標出願があったとして、和歌山県は6日、中国商標局に異議を申し立てた。県などはこれまでも「和歌山」や「紀州」を含む不当な商標出願があるたびに異議を申し立てている。いずれも無効を勝ち取っており、8月にも2件の無効が確定したばかり。それでも出願は続き、「モグラたたき」の様相になっている。

 県は2012年4月から、中国国内で「紀州」と「和歌山」を含んだ不当な商標が出願されないか、業者に監視を委託している。この委託業者が8月、北京市在住の個人が昨年7月10日に中国商標局に商標出願し、今年6月6日に公告されたのを見つけた。

 出願されたのは「和歌山」「WAKAYAMA」の2件で、いずれもひし形の中に文字が書かれたデザイン。アパレル分野のうち、下着や子ども用の服、ネクタイ、ベルト、靴下、靴を対象にしている。

 県は、県内の関係団体である紀州繊維工業協同組合、県衣料縫製品工業組合、県作業手袋工業組合、県製革事業協同組合、和歌山ニット商工業協同組合と協議し、異議申し立てを決定した。

最終更新:9月8日(木)17時1分

紀伊民報