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欧州債:ドイツ超長期債が堅調、ECB控え利回り曲線平たん化見込む

Bloomberg 9月8日(木)3時22分配信

欧州中央銀行(ECB)の政策理事会開催を翌日に控えた7日の欧州債市場では、ドイツの超長期債に旺盛な需要が集まった。

この傾向は過去3日間続き、償還期間の比較的短い国債に比べ長期債の利回り低下が大きくなると見込む投資が増えている。資産買い入れプログラムの拡大、または買い入れ可能な債券のひっ迫緩和に向け規則が調整されるとの臆測を追い風に、いわゆる「ブルフラット化」が勢いづいている。

ECBが現在採用する量的緩和の規則では、短期国債の大半が買い入れ対象から除外されている。こうした中で投資家が積み上げているのは、より長期で利回りの高い債券だ。

DZ銀行のアナリスト、クリスチャン・ライヒャター氏(フランクフルト在勤)は「過去数日で利回り曲線はますます平たん化しつつある。これは市場が何らかの措置をECBが打ち出すと期待している兆しだ」と指摘。「当行ではECBが少なくとも来年3月までとしている資産買い入れの期限を延ばすとともに、恐らくわずかな修正を加えると考えている」と述べた。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債と30年債の利回り格差(スプレッド)は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小の53bpと、終値ベースで今月最小。年初来の最小は8月1日に記録した45bp。

原題:Bond Investors Gearing Up for ECB Look for Flatter Yield Curve(抜粋)

Marianna Duarte De Aragao

最終更新:9月8日(木)3時22分

Bloomberg