ここから本文です

任天堂:「スーパーマリオ」をiPhoneに配信へ-株価急騰

Bloomberg 9月8日(木)6時58分配信

人気ゲーム「スーパーマリオ」がついに米アップル「iPhone(アイフォーン)」向けに配信される。任天堂は現地時間の7日(日本時間8日未明)、今年12月に「アップストア」で新作のアクションゲーム「スーパーマリオラン」の配信を開始すると発表した。8日の株価は急上昇しており、関連銘柄も買われている。

アップルがサンフランシスコで開いた恒例の製品発表イベントに、「マリオ」の生みの親の一人である任天堂の宮本茂代表取締役クリエイティブフェローが登壇。スーパーマリオランのデモを行った。同ソフトの基本バージョンはダウンロード無料だが、ゲームの全ての要素をプレーするには有料となる。

投資家や「マリオ」シリーズのファンらは以前から、スマホで同ゲームを楽しめるようにするよう任天堂に訴えていた。8日の東京市場で任天堂株は一時、前日比4505円(18%)高の2万9200円と、7月22日以来の高値を付けた。開発と運営に携わるディー・エヌ・エー(DeNA)や任天堂株を保有する京都銀行も買われている。

「これは大きな取引だ」とノーザン・トラスト・キャピタル・ マーケットのアナリスト、ニール・キャンプリング氏は電子メールで回答した。キャンプリング氏はアップルとともに発表されたことは「任天堂のモバイルの収益化戦略に対し、もっとも強い支持といえるのではないか」と分析している。

遊びを再現

任天堂広報担当の若江誠氏によれば、スーパーマリオランの収益は今期業績予想に含まれている。米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイド搭載機器向けにも配信するが時期は未定。また秋の配信開始を予定していた別のスマホゲーム2本は、配信開始を年度内に遅らせる。

任天堂は自社のゲーム機だけにゲームを提供していたが、スマホの普及に伴い方針を転換。今年3月に初のスマホ向けアプリ「Miitomo(ミートモ)」の配信を開始した。また任天堂が出資する「ポケモン」と米ナイアンティックが配信するスマホゲーム「ポケモンGO」は世界的な社会現象を引き起こしている。

1/2ページ

最終更新:9月8日(木)11時17分

Bloomberg

豊洲へなぜ市場移転 経緯と課題

築地から市場が移転される豊洲で、都が土壌汚染対策をしていなかったことが発覚。そもそもなぜ豊洲に移転するのか、経緯と課題を知る。