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アサヒやキリン、ABインベブがベトナムのビール最大手に関心

Bloomberg 9月8日(木)12時22分配信

ベトナム政府が放出するサイゴンビール・アルコール飲料総公社(SABECO)の株式を取得しようと、欧州やアジアの大手ビール会社が名乗りを上げている。SABECOはベトナムのビールメーカー最大手。ベトナム国内のビール消費が急速に伸びる中、株式取得額は少なくとも18億ドル(約1830億円)となる見込み。

SABECOのレ・ホン・サイン最高経営責任者(CEO)によれば、応札に登録した外国企業7社はアサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、オランダのハイネケン、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブ、英SABミラー、タイのシンハ・アジア・ホールディング、タイ・ビバレッジ。国内企業はサイゴン・セキュリティーズなど。このリストは確定しておらず、撤退したり、新たに参加する企業が出る可能性があるという。

サインCEOはホーチミンの本社でインタビューに応じ、「SABECOにとっては買い手が海外企業なのか、それとも国内企業なのかは問わない」と発言。「関心があるのは、どこが最も高い額を支払うかだけだ。政府は持ち株をできるだけ早く処分したがっている」と説明した。

アサヒグループホールディングスの広報担当、曽我拓生氏は電話インタビューで、同社がSABECOの買収に関心を持っていると述べた。ABインベブ、キリン、ハイネケンはコメントを控えた。シンハを所有するブーン・ロード・ブルワリーとサイゴン・セキュリティーズ、タイ・ビバレッジにコメントを求めたがこれまでに返答はない。

ベトナム商工省は8月31日、政府が保有するSABECOの株式89.59%を全て売却する計画を発表した。政府はこの持ち株を18億ドルと評価した。政府はまた、ハノイビール・アルコール飲料総公社(HABECO)の株式82%も4億400万ドルで売却する予定。商工省によると、SABECOは今年と来年で2回に分けて売却し、HABECOは年内に処分する計画。原題:AB InBev, Asahi Among Suitors for Vietnam’s Biggest Brewery(抜粋)

Mai Ngoc Chau

最終更新:9月8日(木)12時22分

Bloomberg