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順番が肝心-ドラギ総裁、不可避のQE拡大の前に解決必要な問題あり

Bloomberg 9月8日(木)15時48分配信

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は債券購入プログラムを延長せざるを得ないだろうが、その前に対処しなければならない問題がある。

現在のプログラムは2017年3月までとされ、残された期間は半年しかない。ユーロ圏経済には当分の間、強力な刺激策が必要とみられる中で、ブルームバーグの調査に答えたエコノミストの大半が期間延長を見込んでいる。

しかし1兆7000億ユーロ(約195兆円)のプログラムは購入対象となる債券を急速に消化しつつあるため、証券不足に対応するためのプログラム設計見直しがまず必要かを当局者は決める必要がある。

ピクテのエコノミスト、フレデリック・デュクロゼ氏は「問題はECBが緩和するかどうかではなく、どういう順序でやれば追加措置のインパクトを最大にできるかだ」と指摘。追加措置の発表を12月と予想する同氏は「資産購入策が直面する品不足の問題を認めて対処していく時間がもう少し必要だ」と説明した。

原題:Draghi Has Decision on QE Program Coming, If Not Now Then Soon(抜粋)

Carolynn Look, Piotr Skolimowski

最終更新:9月8日(木)15時48分

Bloomberg