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清水港日の出エリアに開発ゾーン 県と静岡市が素案

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月9日(金)7時50分配信

 県と静岡市は8日、「清水都心ウオーターフロント地区」の開発基本方針素案を専門家会議に提示した。田辺信宏市長が「海洋文化拠点」の施設用地として取得の意向を明かしていた清水港日の出エリアの東洋製缶跡地を含むゾーンについて、「拠点整備の最有力候補地として検討を進める」との方針を盛り込んだ。大型クルーズ客船の寄港が相次ぐ日の出埠頭(ふとう)付近は東京五輪が開催される2020年をめどに再整備する目標を示した。

 開発基本方針は、県、市などの事業主体の共通目標になる。地区を日の出エリアのほか「江尻エリア」「遊歩道沿道エリア」に分け、一体的な活性化を目指す。

 日の出エリアは、「静岡の第一印象が形作られる空間」として再整備する。日の出埠頭付近にある4、5、6号上屋の物流機能を興津地区に移転。4号上屋は歴史を感じさせる外観を変えず、耐震補強した上でにぎわい施設として整備し直す。5号上屋は撤去し、防潮堤機能を兼ねた緑地を整備。6号上屋は「クルーズターミナル」に転換するとした。

 これらの背後地は「開発可能性ゾーン」とし、田辺市長が「海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東海大海洋学部などと連携して、世界レベルの海洋文化拠点にする」としていた構想の最有力候補地に位置付ける。

 県と市は、官民の代表者でつくる推進会議で素案について議論し、パブリックコメントなどを経て基本方針を策定する方針。

静岡新聞社

最終更新:9月9日(金)7時50分

@S[アットエス] by 静岡新聞